世の中ではGWだが、わたしはスッカリ家に「沈んで」いた。
しょっぱなからね。大道芸フェスに行くべく昼からの外出の支度をして、読みかけの本を手にしたら、そのままソファに撃沈。外出取りやめ。
以降、本読んでDVD観てお掃除して音楽聞いてPCとにらめっこして料理して(料理の材料を買いに外出はする)衣類の整理をしてゲームして、という引きこもりぶりw
これじゃダメかなと思い始めたころ、仲の良い大道芸人とミュージシャンが並んでご出演する近場のイベントに気づき、
ゆっくりめの午後。お散歩に出る。
途中、マックに立ち寄って(混んでました )、テレビCMでスゴク気になってたキウイシェイクを買う。マックなんてめったに行かないので、注文カウンターでちょっとどきどきする。
シェイクをずるずる飲みながら、一駅隣の公園へ。
ぼんやりしてたら会場を思い違いしてて、「大道芸はどちらですか?」と尋ねるはめになる。お、いたいた!
魔法のように人が集まってきて、おおっとかすげーなっとか声をあげて楽しみ始めた。
もじゃくんはホスピタルクラウンの活動もしているせいか、なんともしみじみとしたあたたかさが新しく醸されてきてるのなと思う。
大道芸になじみのない見物に囲まれての、フレッシュなショウでした。
そして、めちゃ久しぶりのエスニ(ETHNIC MINORITY)!
お三方ともおじさんになっ風格が出てきてました。
ヒロさんのエレベを見て、楽器がここまで進化したかとびっくり~(これがウッドベースのデジタル版なんですヨ) 写真の右足に注目してね。わたしはこういうさりげないところにこの方の職人を感じます。
エスニってね、天才肌の横田さんを、ヒロさんとかずくんという職人肌が支えているユニットなのかなとときどき思う。
↓↓ あふれる才能とやる気に突っ走り系
横田さんが渋谷駅ストリートをやめた経緯は、2020に向けての東京を象徴していると感じます。んっとになぁ。
久しぶりに聴くかずくんのドラムの音は、力強くドスがきいていた。わたしは軽やかに舞う音の大ファンだったのに~
バラード系の曲のときくらいは叩き方を戻さないかなあとか思ったりして。
それでもわたしの芯に届いて、からだが揺れずにはいられなくなる。
エスニの音は、他人のことなんかまるで考えてない。自分たちのやりたいことを疾走してるって感。
それでも惹かれる人は、きちんといて。(わたしもそうだが)
小学生の男の子が鼻息荒く駆け寄ってきて、きらきらとした表情で立ち尽くしていたり、(親にせかされ帰っていったけどw 反抗期がきたら価値観に縛られず、ぜひ自分の感性を大切にしてね!と思ってしまう)
わたしの横にいた青年はかっけーって五十回は言ってたり。
人を巻き込む強さはあるのだけれど、リズムやメロディが複雑すぎて置いてきぼりを喰らう人も多いのかな。
メジャーを望むことがすべてではないけれど、ね。
↓↓ あまりにかっこよくてぶっとぶから、ぜひ聴いて~
最後は、広いイベント会場の片隅で、ライブ会場張りのグルーヴ。知らない人たち同士で、立って踊って声出して、あの一体感を味わう。音楽ってすごいよね。
この空気を立ち上げ、巻き込めるエスニも素晴らしいのだわ!
しみじみと思うのは。
マンションを選ぶとき、三茶の駅の地上に出てきて「あ。劇場のある街に住むっていいかも」と思ったあの瞬間が始まりだったこと。
震災があって、
わたしに地域のボランティアという意識が生まれ、その流れでヘブンアーティストのお手伝いをして、
もじゃくんやかずくんと出会ったんだ。
帰り道、人がいないのをいいことに、途中にある公園のブランコに乗る。えへへへ。
痛い? え、わたし、痛い人かな??? wwwww