ついこの間拝見した舞台で、色気と生気と茶目っ気にあふれていらした役者さんが、突然死されるというのは不思議な感覚です。
あの色気は、奥底に隠し持った自分勝手というか自己中というかが香り立たせるのかしらとか、ずっと気になっていたのと、
舞台の上や、たまたま客席でお見かけしたときとか、
気のせいかずるっと視線がからむようなことが何度かあり(わたしのほうがガン見してるのは確かなのですがw)、
なのでいつかお話する機会がくるのではないか?という予感があったのだけれど、ないままだったな。
それでも最後に、『クレシダ』で観て聴けて、よかったです。
『クレシダ』は観劇後、ハギオモトと月影先生テイストが色濃かったワという感想を誰かに語ったら、え? そういう作品だったんですか?と言われ。それだけじゃないけど、そういう部分も強かったのよ。
少年たちが騒いだり泣いたり気取ったりやせ我慢したりしてる様子がいとしかった。(おとなが少年を演じるスキルみたいなものもあると知った)
そして作品とは関係ないことだけど、わたし的には。
その中のおひとりが『トーマの心臓』のオスカーのたたずまいにしか見えなくて、わーオスカーが3Dで立ってるよ~ どきどき~ と、生まれて初めての2.5次元萌えを感じたのでした。
なのでまあ、感想が邪道すぎる?と、ブログには書きそびれたのよねえ。