どしゃぶりと積乱雲の青空が変わりばんこの、日曜日の午後。
わたしは午前中に都知事選の投票と美容院に行ったあとで、ひとみんとは現地集合。
まず、羽田神社です。乗り慣れない京浜急行で最寄り駅の大鳥居駅に行くまで右往左往なり。
境内はテキやさんでいっぱい。
午前中に出発したおみこしが帰ってきたところ(宮入)に間に合いました。漁師のお祭りということで、10メートルおきくらいで止まって、荒波にもまれる風な担ぎ方をします。
そのあと、バケツレベルの大雨。
の中、おみこしをほどいて神輿庫に戻す様子も見られました。
イマドキだもんね。フォークリフトの出番です。それにしても繊細な腕前に、拍手しちゃった。
このあと、夕方近くに町内会の神輿の練り歩きがあるようですが、もともとひとみんのテーマは神楽殿だからね。
一駅乗って、穴守稲荷神社へ。
わたし、鳥居をくぐるときに気づいたのは、しまったお賽銭のコインがないっ。
で、おつりを作るために、テキやさんの飴を買いました。お稲荷なのでキツネ。目の前でつくってもらうの、初めてかもなあ。おじさん、おれがいなくなったらこういう大道芸人はいなくなっちゃうからねぇとか言ってたがw
あとね。穴守って、絶対に縁起のある社名だよなあ。ときょろきょろして、パンフを積んだテーブルに寄ってったら、や、ここは外人さん向けの案内受付ですからと言われました。えっと、日本語のパンフはないんですか?と言ったら、別棟の奥のほうから取り寄せて出てきました。珍し気に、どちらからいらしたんですか?と問われ、世田谷区ですけどと応えたら会話が途切れました。(って、ひとみんとわたしは、そんなに奇特なのか?)
それでも、ボランティアらしいおじさまが、日本語で少し案内してくださいました。神砂はぜひお持ちになって玄関に撒いてくださいね、とか。うちはマンションですけれど、どうしましょう? 知りません。むぅ。神楽殿にかけてある額についての質問も、答えはなんなんでしょうね?で、むむむぅ。日本人に対して、つくづく親切なのか不親切なのか。
↓↓ 神楽殿。
11月に狐舞があるそうなので、それはまた観に来るかも。
裏の裏にいたお狐たち。
たくさんの祠と赤鳥居が重なり合ってて、ちょっと伏見稲荷を思い出します。
ちなみに、「穴守」とは堤防土手の穴から守ってくれる神さまという意味らしいです。海辺、埋め立て地ならではの由緒だわね。
もっというと、もともとは羽田空港内にあったものを移転させたのですって。
ここでも降ったりやんだりで、神社の倉庫の軒下にしゃがんで、しばし雨宿り。ひとみんはケバブ、わたしはタコ焼き食べながら。なんかわくわくしてくる。深夜アニメか少女漫画だったら恋が生まれそうなシチュエーションだわ。
さきほどのボランティアさんが、町内会のおみこしの出発地点を教えてくださったので、足をむける。たどりついた川の向こうに(見知らぬ土地の向こうに突如見慣れたw)羽田空港がある橋の上。
たぶん羽田神社にむけて?15基くらいが出発。途中まで少しだけ、追っかけて歩きました。やっぱりときどき止まっては、大きく揺らしながら、進んでいきます。
道のあちこちでは、航空会社やヤマト運輸がお茶やうちわをふるまってくれてました。
なんかね、いろいろな昔と現代が入り混じってたお祭りだったわ。
もうちょい、足をのばして六郷神社にも。整備されてて、あんまり神域という風情ではないような。
ちなみに神楽殿はポケモンGOのスポットだったそうですよ。(ひとみんが言ってた)