あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ヘブン審査

すごくさかのぼって、9/17、18のあたりから考えてることについて。
パフォーマンスについてのいろんな考え方がぐるぐるしてて、発見があって感動があって。逆にブログに文章として書きづらくもなってます。

今も結論を得たわけではなく。

 

この二日間は池袋の芸劇地下ロビーで、東京都のヘブンアーティストの審査会を見てました。20分間隔で、次々と大道芸を見ながら、よしあしを考えるわけです。
や。大道芸ってなんだろう?についてを、わたしはスゴク考えた。

それぞれのパフォーマンスをみながら、ときどきこれはまずいだろう、違うだろうとか考え、ん? なんでまずいと違うと感じたんだ自分?と考え、
それが、ニコタマや三茶の大道芸イベントでの気づきにつながっていくわけですが、

 

 

このとき一番考えてたのは、

「自分のタイプ」を自覚して分析するって難しいよね。です。

 

やりたいこととかやれることとか、技術がうまいとか、それ以前。

自分が見物にどう見えているのか、どんな影響を与えられるのかをタイプとして自覚して、武器にできるかどうか。

 

昔風の演劇で言えば、主人公タイプ、相手役タイプ、群集リーダータイプ、群集タイプ、遊撃手タイプなどの、それぞれに向いた「からだ」があるそうで、

それって空気の流れを動かすチカラ、見物の共感・投影の度合いの差なのかな?と考えた場合、

あ。タイプに優劣、損得があるという意味ではなくて、

結果を形にするためには、じぶんのからだにあった世界観がわかってるって必要。

 

それに気づけていると、見物を自分の味方にできるのかな?とかね。

 

こういうこと。自分はパフォーマーではないので、もうひとつ自分の奥の納得にまでは落ち込んでいかないのです。わたしの言うこと、的外れかもしれない。

ただ、

これについて考えていたら、自分が考えていた芝居のネタ(世界観)のほとんど全部が没になりました。はい。自分にとっては、すごく大きな出来事でした。

 

 

 

ちなみに、審査に通った通らなかったの結果は、わたしの好みの八割くらいが重なってました。二割くらいは意見があわなかった。

まあ、そのへんもなんで?と、考えて続けてるよね。