実はこのミュージカルを書いての「うひゃあっ!」のひとつが、振り付けに羽永共子さんも参加されてるということなのでした。
なんとなんと! 劇団時代の憧れの女優さんのおひとり、です。屈指な美女です。
で。
先日は客席の一番うしろで、ふたり並んで観劇するなんて状況になりました。
もう気分は、うわああああっ、ですよ。
人生。こんなことも起きるんだなあ。
昔、羽永さんも出演された『エクウス』での、日下さんと市村さんのセリフのやりとりのすごさとか、
「そういえばアナタ、一年間だけわたしの(ダンスのお教室の)生徒だったことあったよねえ」とか、(わたしはそのとき、自分にはつくづくパフォはむかないと思い知りましたっ!)
あと当然、その日の舞台の出来とか、その日以前の舞台の出来についてとか、
ミュージカルはやっぱフィナーレがかんじんだよね、とか。
そんなお話をして。
このときの舞台は、ようやく芝居が立ち上がってきて、
台本にしこんだいろいろが発動し始めてきてて(よかったよぉ)、
キャストのコたちも楽しんでたようだし、
この作品をつくれてよかったなあと思ったのでした。
舞台ってやっぱり、ある程度の回数をお客の前で消化するのが大切だなあ。
そうして突然、組み上げられてくるモノってあるよねえ。