これも毎年のお楽しみです。
ヘブンアーティストのライセンスを取るための、公開オーディション。
初日、2日めの10-20時をがっつりと見ましたよ。楽しかった〜
2日めの夕方は大雨・雷のため、ビルの軒下に場所を移しての審査会で。
わたしは雨の中で傘を差したまま、1時間以上すべる階段から見下ろしてました。
審査員のメンバーが今年からガラリと変わったせいか、
なんでコレが1次(書類とビデオ)を通ったの?みたいなユニットがいくつかあって――
どっかの事務所が売り出し中の歌手さん+イケメンバックダンサーさんたちでしょうか?とか、
賞味期限を超えた地下アイドルたちの新ユニットでしょうか?的な方たちや、
(この2チームは審査会の流れすら読めず、他のパフォーマーさんにとても失礼な存在でもありました)
ダンサーさんだけれど、競技者だけど、
とりあえずヘブンもとってみようかな〜くらいの気分で参加してない?とか、
大道芸をなめてませんか?
たとえば今回、審査を落ちても、来年もちゃんと大道芸人目指してチャレンジしますか?
と言いたくなるような方々に、
わたしは汗をしぼって身を削って大道芸人をしている人たちを見ているから。
かなりハラがたったし、いや、めちゃ不愉快だったし、
でも、今年からの審査員さんたちはどんな評価をされるんだろうかと、
見当もつかないので、そわそわしっぱなしです。
ちょこちゃんは、独り立ちでもライセンスをとろうと、クラウンで登場。
で、
3メートル越えの脚立のてっぺんに立って青空に風船を放ち、数分間、何もせずにただそれを見送る!という
とんでもないシーンを作ってみせてくれました!
観客も一緒になって風船を見あげ続けてる、ちょっと刹那くふんわりとあたたかい空気。
わーわーわー!
あとからわたしは、ジェンさんやメリちゃんをつかまえて、
「大好きなんだけれど、どんな評価をするかわからない審査員のオーディションで、あれはアリなの? 大丈夫なの?」と聞いてまわってしまいました。
評価されるといいなあ。
審査会として評価されなかったとしても、今後の大道芸の流れを変えるであろう素晴らしいシーンだったと思うよ!
(そして、受かることよりも悔いのない構成を選んだ心意気!)
えーとね、
ちょこちゃんのクラウンは、「演技」とはちがうんだよね。
たぶん本気で、無心で、計算もないまま、
そのクラウンの感情として純粋に、
困ったり喜んだり恋をしたり、決心をしたりさびしがったりしてるの。
それでこちらも、そんな気持ちに引きずり込まれ、ほほえましい気持ちに満たされるの。
うん。満たされる。豊かな気持ちになる。
今日の午前中は、病院のボランティアなのだけれど、
そのあと。ヘブン審査の音楽部門も見にいくかどうか、迷い中です。