最近興味があるのは、パフォーマンスするうえでの「息」です。
わたし自身のなまくらなからだでは、まるでわからないので、
ただただ観察するしかないんだが。
きっかけは、
祐一郎さんの歌う声を聞きながら、甘さとか襞はどこにあるんだろうとほぐしていきたくなり。
声質が、単一というより和音みたいな響きがあるのかな〜とか。
歌声をのばす息の、3・4拍めあたりの処理に秘密がありそうなのかな〜とか。
(ていねいに緩めるというか、まるめるというか、そんな感じ?)
(むぅ。実際はどーなのん?)
んで、他にも、
クラシック以外のボッチェリさんとか、大昔のスタンダードとか甘い歌を聴いていると。
テンポがゆっくりだなあ。そのぶん、一音ずつが気長に丁寧で、表情をつくっているのかな、とか。
ブレスの位置 = 文脈 とは限らないのか?(それは何故?)とか。
あと、もじゃくんの大道芸/マジックでは。
見ててもちっともわからないけど、見物の呼吸を支配しているんだろうか?と疑いながら。
や。うまく眩まされて、見当もつかないんだが。
まあ、そんなこんなしているうちに、
声を出さないでの吐く息止める息?とか考えだして。
先日の『ウォー・ホース』のパベット使いたちのつくる、馬の鳴き声とか。
馬の意志を佇まいだけで見せるのは、息の使い方なのかな、とかね。
そしたら朝日新聞.comで、こんなステキな解説をしてくれました。
↓↓
http://sitesearch.asahi.com/.cgi/sitesearch/sitesearch.pl?Keywords=%E6%81%AF%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%A6&Searchsubmit2=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&Searchsubmit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
という後で観たお能では、
できるだけシテの呼吸を意識するようにして。(と言っても、わたしでは、たかがしれてますが)
なんとなく、
これのことかなあ?を感じて。
だからって。
劇作のト書きに、(息を長く吐き)とか(息を止める)とか入れるのは、
アリなのか、ナシなのか?
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