あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

コメディ!?

ずっと考えていたのは、クンツェさんはこのホンで何を書きたかったんだろう、ってことで。
 
今までと違うスタイルなのはわかる。
観ているあいだなぜか「古風な」という単語がときどきよぎった。
今までとは別の、何かを目指している、よね?と。
 
 
ゆうべ。古典的なイタリアのコメディ? と、フト思いつく。 ←観たことないけど。
 
シェークスピア以前のイギリスの旅回りの一座も、その傍流だっけ?
(くわしい人、プリーズ)
典型的な役割でお芝居が成立するコメディ。
 
まぬけな主人と賢い召使、
美しいヒロイン、若者たちの恋、
人格者(天の声・日本でいう黄門さま)、 ←座長・演出家
道化(フール)。
(あと、何で構成されてたっけ?)
 
お約束な芝居。
日本で言えば、大阪の人情喜劇? ←観たことないけど。
おお。最近はご無沙汰だが、東宝さんや帝劇の伝統だった気がする!?
 
 
わたしは、
今で言う近代演劇に馴染みが深く、(40年くらい観ていますww)
戯曲の書き方を習い始めてからは、現代演劇について考える癖がついているから、
ホンの中に散らばる違和感に、いちいちひっかかってしまってた、気がしてきたの。
 
なんで?
じゃなくて、
そういうモノなんだ!
って、
観るものだったんだな、きっと。
 

 
 
見せる側がどう思っているかは、わからないけどね。 (大笑
 
 
 
そーいえば、モモタロさんのメロディ・モチーフ? わかんなかったな。どこだったんだろ。