うっかりと見過ごして、あわててTVをつけて最後のほうだけ観ました。
パラリンピックの開会式。
(夜更かし直ってないじゃんと言われも、反論できず。 ( ̄▽ ̄))
オリンピックが終わったとたんのウクライナ問題で、
どのツラさげてのパラリンピックよ、プーチンさん?という気分でしたし。
お決まりのスピーチのきれいごとも、かなり皮肉な気持ちで聞き流していたのですが、
が、
スピーチの中に「われわれは(略)性的嗜好による差別をみとめない」という一文があり、
(プーチンの前で反論宣言したわけだ)
会期中は侵攻しない条件の下、ウクライナの選手が参加したことも含め、
平和の祭典という、素知らぬ顔をした、だけど「戦い」なのかもなあと思ったのでした。
政治家は、社会が続いていくうちに生まれるいろいろな「ひずみ」を、
戦争という形で、声高に、一気に、うやむやに、解決したがるのかもしれない。
その一方で、
静かな「こういう考えもある」という言葉と立ち居地だけでの対抗も、ある。ちゃんと、ある。
それと、
白いドレスの笑顔の歌姫の頬の一筋の涙。間奏ではしゃくりあげてて、そのあと笑顔に戻ってた。
強くて美しかったなぁ。