マニアックな話題です。
今日のクリコレ・マチネで。りおくんと祐一郎さんの『闇・広』
え。肉食系ルドルフ? ――が芝居に入ったっ。吼えたっ。
と思ったら、
トートさまがまたうれしそーに素直に反応を始めまして、
こちらも肉食系トートに瞬時変換。
過去、何百回と積み上げ磨いてきた繊細なトートさまを脱ぎ捨てて、
瞳に青い炎を宿してキバをむき出したかのような。
(*'o'*) わー♡
たった1曲で、
りおくんのルドが祐一郎さんから新しい「からだ」を引き出したっ!
引き出したりおくんもエラいし、
若手の芝居に反応して、自分を塗り替えてしまう祐一郎さんもスゴいです。
芝居の喜びのひとつだな。
祐一郎さんは、そのまま伯爵さまの『欲望』まで新しく塗り替えちゃうし♪
そして。
この洗練された肉食系というか、
おとなの男の骨がきしむような静かなぶつかり合いというか、
このへんの匂い。
今の日本の文化が欲している方向なのかな、と思う。
慰めあってきたこの3年間の反動なのか、
ぐだぐだな政局をじっとりとリアルに底で支えている人たちの
思いがあぶりだされているのか。
その先に立つ、男と女の関係性も、変わってきそうかな。
ちょっとゾクゾクする。
久しぶりに拝見したりおくんは、
ステキな役者さんになりつつあるようお見受けいたしました。
ブラボー。
ご自分の声質まで変えて、相手とのハーモニーを調節している曲があって
これには聞き惚れました。
次の課題は、スッキリした姿勢/王子さまな立ち姿のデザインかな〜
持ち役の幅が広がるよね〜
(違いますか? 山田大先生♪)