つまりこーいうコダワリが、年寄りクサイというか、嫌がられるのかなと思いつつ、
やっぱり見逃せないのヨ。いらいらいらする。
「こんにちわ」って文字。
今日は(よいお日柄で――)から派生したご挨拶だから「こんにちは」なんだが。
最近、複数人からのメールが「こんにちわ」で始まっていて、
しかも中には、わたしは劇作家の勉強をしていますとおっしゃる方もいらして、
なんだかねぇ。
浴衣に帯締め。半襟?
ななななんで? もともと公の場で着ることはNG。
下着ファッションであるという洒落っ気や心意気を意識して着るのは、許せるけど。
なんだかねぇ。
だから帯締めや半襟でデコレーションするんですって考えるのかもしれないけれど、
思い違いが一回転半くらいしている印象だわ。
でも今は、きっと当然なのよねぇ。
夏場の喪服。
暑苦しいのでストッキングはベージュでもよし、のはずなんだが、
先日、みなさん黒を履いてらして、黒タイツ?もいらして、
自分の自信もあいまいになる。
喪服もストッキングも歴史が浅いから、正解もへったくれもないとは思うけれど。
礼儀とは
自分をどう見せるか、相手やその場にどんな印象を与えるかのランクづけで、
もともと決まりごとではないわね。
立場によっては「順ずる」でもOKって考え方もある。
ただ。
こうした多数決で、慣習は書き換えられていくのかな、と思ったわ。
わたしの違和感は、声とはならず。
ちなみにこんなわたしは、
厨1と高3で、礼法の授業として考え方を習っただけです。
なのに、TVとかで御作法を語るおばさんの所作の汚さに、目を覆いたくなる。
どちらの田舎の方なの?とか思う。
そんな感性が身についている。
自分が意識して「行儀の悪い」所作をするのは、「くずし」。
これは(江戸の?)粋のうち。
モノを知っていないこと、自覚していないことにいらいらするのかしら?
この、身についたコダワリはなんなんだろう。と思いつつ、
騒ぎすぎると、ね。
ふと気づいたら自分の身内が平然としていて、げ、なんなのよぉとなるから、
小声でネ。
でも、言いたい。
やっぱ、年寄りクサイわね。