少し以前の話題ですが、オトタケさんの入店拒否事件について。
あれこれ語りあう以前に、呼びかけたいことがあります。
車椅子で外出・電車移動する(それを補助する)ことを、
社会人の当然として体験してみてほしい。
わたしの場合(補助ボランティア)、数時間、街を通り過ぎるだけで。
周囲の人々に、にこにこと感じよく「すみません」「ありがとうございます」と、
何十回と繰り返し。
気を遣っていただくのだから、もちろんそれは当然なのですが、
わたしはそれを負担に感じるほうではないはずなのですが、
あまりの回数に疲れ果て、うっかりすると卑屈モードに陥って、
ひとりの人間がアタリマエに街を通り過ぎる権利を見失いそうになりました。
たいていの方はご親切なのですが、
ときには「強い」笑顔と言葉で押し通すことも必要でしたし。 ←意味わかる?
新人らしい駅員さんには疑問を投げかけることもしました。
必要以上に申し訳ないという気持ちが先立って、
アタリマエのことすら遠慮させてしまう。
そうさせてしまうことは、社会人として恥ではないのか?
そのへんの感覚を、知っておいたほうがよいと思うのですよね。
オトタケさんの事件に関しては、双方がオトナゲなかったネというあたりでしょうか。
ただ。こういう不愉快なニュースの積み重ねが、
社会の意識や建物の構造を少しずつ変えていくわけで。
ソコが大切なのだと思いました。