あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ぱりん

昨日。某劇場前で人待ちをしていたとき。
なんとなく見覚えがある気がするので、映像の役者さんかなと思うのだけれど、
すれ違うほんの一瞬、目が合って。
 
ぱりん
 
と、なんというのか、化学反応みたいなものを感じた。
その感覚が、忘れがたくて。
 
 
 
そのあと観たお芝居は4時間におよぶステキな大作。
あれやこれやと、妥協のない4時間。
映像が素材感として新しい側面を魅せていて、とか。
「たま」パーカッショニストさんが演奏者の中にいらして、それだけでも、あああああ!で、
全体に音楽とのからみがステキなんだが。
 
スタイリッシュでおちゃめな大作。
ガルシア・マルケス風に世界を書いて、テーマパークのようにするりと構築しちゃうって、
 
ケラさんってすげーな。
 
 
 
なのに。
 
一夜あけて見ると、自分の感覚は、
あの見知らぬ人に感じた、
 
ぱりん
 
の感触を、思い返している。
 
その方の持つスケールとか緊張感とかたわみとか、が無意識にはりめぐらされて、
そこに触れちゃったのかな。
 
懐かしい。忘れていた。思い出したい、スケールとか緊張感とかたわみとか、だったみたい。
すうっと背が伸びた気がするんだ。