オトコのタテマエにいちいち目くじらを立てて、どーする。とはいえ、
現実と向き合っておこうよと、思う。
「こどもの城」が15年に閉館するというニュース。跡地という言葉があるから、併設されてるふたつの劇場も閉館、ってことだよね。
閉館の理由が「建物の老朽化」。
青山劇場の初期スタッフは、初代キャッツシアターのロビースタッフの何人かが、スライドして勤めたので、わたしは即答できてしまう。
落成はは85年。
へえぇ。厚生省は、30年で使えなくなる建物を建てたのか?
つまり。30年で老朽化したのは――
こどもたちが自由に遊び倒せる空間という稀有な文化施設システムと。
画期的な発想でつくられた理想の劇場、の運営。
ほんとにステキな劇場なんだよ。でも確かにわたしもズット行っていない。
発端が最高であっても。劇場や文化システムは、30年で老朽化するらしい。
このことと向き合っておこうよと思う。
ってか、これをちゃんと分析・解説できる人って、業界にどれくらいいるのかな?