あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

よき○○○

山田さんのブログ

「良き演劇人」

という単語が出てきて、なんかよいなぁと思う。

「我々が良き演劇人でいられる限度は3時間」というフレーズもいいなあ。
実際に使ってらっしゃる意味とは別に、ひとり歩きしそうなお言葉です。

 

ついでに、考えてみる。

良き演劇人としての自分?
良き恋人としての自分?
良き娘、良き姉、良き社会人・・・・・・

だんだん逃げ出したくなってきた・・・・・・

 (>_<)

良き友人、までたどりついて、あ、なんかチョットだけほっとできたゾと。
良き観客、う、ぁ、またまたビミョーになってきたし。

 

自分が「隠居」という肩書きを選んでる理由の裏側には、
このへんの逃げがあるのだろうか、とか・・・・・・

  (・・*)ゞ

 

ついでのついでに。

良き大道芸人、という言葉にあれ?と思う。なんか。なんかニュアンスが変だ。

良きミュージシャン、はありだよね。
良きマジシャン、良きパントマイマー、良きダンサー・・・・・・

でも、良き大道芸人、って言葉は成立する? うーん。なんか違和感がある?
何故だ?

大道芸人の良心とか、誠実とかって、どんなん?ってあたりのイメージが、
わたしの中ではかたちにならないみたい?

未知、だわ。

 

 

夕べ会った友人に、被災地に行ってる間のつぶやきを楽しみにしてたのに、
と責められる。

えええ?

わたしがリポーター向きの人間だと???

 

あ。良きブロガーでもないよな。自分。
他の人のためには書いていない。わかる人だけわかればよい、というスタンス。
情報を拡散したり共有したりする気はない。

あえて好かれたいとか、感心されたいとかいう意識もない。

伝えたい人に、大切な人に。ささやかな起爆として。切り替えとして。
共振、か。
魂をともに震えさせることができる相手と。

 

そっか。

 

今のわたしは、ただ、わたしのために生きている季節、ってことか?