あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ライブがふたつ

雨のお昼過ぎに、御茶ノ水明治大学のホールへ。
周辺を歩く学生たちを眺めながら、このコたちを相手におとーとは数学を教えているのかと、くすぐったくなる。

 

楽器店主催のブラスメインのコンサート。
ひびちゃずけが出てきただけで、どよっと客席が動き(あやちゃん、深紅のウィッグ!)、
そして始まった音楽に、たった5人で舞台客席全部を使った演奏に、
ブラバンらしき高校生たちの目はきらめく。わくわくと振り返る。
音楽っていいなあって実感している。いいねえ。

(後進を育てるって大切!)

案の定、ひびさんは吹いてました。こら〜
ん。予感があったから、わたしも覗きに行ったわけだが。

でもね。

そうだよなぁ。と思う。
カンを失わないためと新しい音を探すために、人前で吹き続けたいよねえ。からだを休めたままでいるの、コワイよねえ。

でもねでもね。

1曲吹いたら1曲はお休み、とかじゃダメなのかな? ハラハラドキドキ。
吹き始めちゃったら、もう頑張って、最後まで吹き通しちゃったよ〜
ナニヤッテンノヨォ、と、聴いてるほうがあまりの緊張に泣きたくなる。

夜にあやちゃんとお話できたとき、
「あのあと熱でも出してない?」ナンテ、口走っちゃったよ。
「からだを大切にしないとダメよっ! ダレカサン見ればわかるでしょう!」とも。
(あやちゃんもね。実はかなりかなり頑張りすぎてるの。もぉっ)

 

 

夜のライブは、
あやちゃん(Aサックス)と松本茜さん(ピアノ)という、美人さん同士のジャズセッション。
うふふふ。
エスニのヒロさん(エレキベース)と島野さん(ドラムス)が加わって、4人のステージ。
ゲストが、筒井さん(Tサックス)と小仲井さん(Bサックス)で。

すっごく楽しい〜

わたしは他でエレキベースを聴いたことがないので、
エレキベースの音が好きなのか、ヒロさんの音が好きなのか、よくわからない。
お料理の底に、ひっそりとしっかりと、まろやかな味がころがっていく感じ。

ひとつわかった。島野さんはたぶん「隙間恐怖症」だ。
あやちゃんに言ったら、わかるかも!と同意してくれたよ。
余韻もそこそこに、MCを始める。早口で埋めたがる。そう思って聴いていると、ドラムスの音の数が多いのも、テンテンテン。

あやちゃんの音。ひびちゃずけのときと少し違うの。超男前で気持ちいい。
少しスローな演奏のときが、大好き。
目を閉じて、ご自分の奥深くにもぐって探ってただよう感触。

 

というわけで。
昼間の泣きべそ(?)は、ご機嫌さんになりました。