先日読んだ本に、梶井の書いた『桜の樹の下には』は、かれの性衝動についてではないか?とあり、
げげげげげっ (|||ノ`□´)ノ ひどいわっ
と、さっき文庫本を買って、読み直したら。
確かに、読めなくはない? (ぼそっ)
ウスバカゲロウとは――ザーメン?
となると、渓間は――女性??? うひゃぁっっっっ! やめてっ!
素直に、美についてだと思っていた。それこそ、エロスとタナトスだと。
or2........
桜の樹の下には、屍体が埋まっている!
日本人って不思議ね。だって昔々の若造がふとホザいたこの一文に、誰も異論を持たないでしょう。
無粋なことを言えば、
花々の中心にある黒々とした幹や枝のゴツゴツした質感。
あれが爛漫の光の奥に潜む闇をイメージさせるんじゃないかと思っている。