「先日は息子がお世話になって」と、某邸に夕飯のお呼ばれ。
目も眩むお料理が並ぶテーブル。
そして今、気がついたが、とうとう。 仲良しの友人のご両親が、自分より年下である!という時代に突入いたしました。
だが! 実は、
家を出る数時間前から。 ホントになんでだよ!なんだが、胃炎が始まっていた。
初めてお邪魔する家に、当日になって、日程をずらしてもらうのも失礼だし、
自宅のトイレで1回リバース(嘔吐)してから、臨む。
体調が、と、お酒はご辞退。 解禁日よ、と言われて、ボージョレーをひと口。
うぁうっ、このおうちは、
お料理を取り皿にとってくださり、目の前にどんどんと置かれてしまう運び、なのだった。
途中でストップをかけたものの、
目の前に積まれた「課題」に、滝汗だっ。
わたしはしゃべってると食べるほうがお留守になるので、時間をかけて、にこにこと頂く。
く、くるしい。 胃の辺りがぱつぱつに悲鳴をあげてる〜 辛いけど、ガンバル。
最初は、気軽なおしゃべりを楽しんでいたのだが、ほんとうに楽しかったのだが、
――のに!
途中から、話題が某社の製品説明会になりました。 「A」から始まるアソコね。
笑笑っ このお料理の代償は、コレだったか!
にこにこと、すごいですよね、すばらしい!と相槌を打っていたものの、
内心は、胃が痛い〜 吐きたい〜 血の気が引いてきたよ〜 倒れたい〜
年下のかわいい友人を悲しませたくないよね、自分。
そう言いきかせながら、ガンバル。
乗り切った。 別の友人のルートがあるので、という返事もした。
「また遊びにきてくださいね〜」
ええ、それはもう、是非〜! (←超訳すると「二度と来ません」)
帰り道、連れに、マジ具合悪いと告げるが、伝わらず。
うわーん、と思いながら。
電車の中で、ゆりちゃんにメールを打つ。 ごめん。 明日のお約束、キャンセルさせてください。 (久しぶりなランチ楽しみだったけど、今日のコレでは、もう無理!)
おうちに着いたら、トイレでリバース。 はあはあ。 落ち着いた。
ゆりちゃんからのメールバックが来てる。
件名が「大丈夫ですか?」
大丈夫ですか?
大丈夫ですか? だって。
なんて、なんて、あったかい言葉だろう。 もうね、じわっと来た。
呼んでくださったご家族は、善意にあふれているのだと、思う。
ただね、なんだろう、「質の差」と言えばいいのかな。 善意の質。 むずかしいわね。