あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

男の子の喧嘩はあり?

ミュージカル『三銃士』の舞台のチャンバラシーンを観ながら、ふと、

なんかヤンキー同士の喧嘩みたい??

と感じ、(命のやりとりであるはずなわけだけど)
男の子の殴り合いの喧嘩ってのは、なんだろう、撲滅すべき暴力のうちなのか?とか、考えとるわけです。

逆に、昨今の男子はあんまり殴り合いとかしなさそうだよね。

 

高校生のとき、クラスで舞台の『ウエストサイド物語』を観にいくのが流行って、
そのとき話題になったのは、
トニーが決闘騒ぎをせっかく「ほんの殴りあい」に収めておいたのを、莫迦オンナ(マリア)がえらそーに「殴り合いでもきっといいことはないワ」なんて言ったから、結局、あの悲劇が起こったとも考えられるわけだよネってことで。

女子校でしたので「殴り合いで済ませる」ことが言葉以上に理解できず、話はそこまで。

 

条件がそろえば許される暴力って、あるのかな?

 

その「条件」をルールとして突き詰めていくと、サッカーとかのスポーツに転化されそうな気もするが。 

でも、サッカー野郎と、
高校の頃、喧嘩で鳴らしてたとか、元ゾクだったとかって男友だちとでは、
人間としての厚みが比べものにならないことを思うと、別なのかなとも思うし。

 

喧嘩祭り、みたいなものもあるわけでしょう。 鬱屈の発散。

ミュージカルのチャンバラシーンも、そうか、喧嘩による祝祭だったのか、と、
妙な結論に至った。

 

 

で、この作品を観ていて、わたしはもう楽しくて嬉しくて笑いがとまらなくなる某ナンバーがあるわけですが、
十日後の席が、かなり前方のセンターであることを思うと、

――丸見えなわけで(どっちから?)、

恥を捨て、腹を据えて、観にいくことになりそう?です。