あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

偶然は必然

別に人を区分けするつもりはないけれど、
「偶然は必然」と言われて、
ああ!と応える方と、はい?と首を傾げる方とがいると思う。

なんとなくリンクを辿った先で紹介されていた本を、手に入れて読んでみたら、
今の自分にとても大切なことを教えられ、響いてきた。

これは偶然というより、無意識な選択の流れとも言えるけど。
人生は、たぶんそんな積み重ねで出来ていると、感じるかどうかってことで、
つまり無意味に意味を見出すと、迷いが半減して「楽」なんだ。

(そっか。 人生に迷いのない人にはピンとこないのかもね)

 

というわけで、昨日読んだ本は
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』 福岡 伸一

科学と通すと、哲学もスッキリすがすがしく。
人生だの精神だの演劇だのと、考えても答えの出ない原野を彷徨ってる中(大げさ)、
全身シャワーを浴びたような心地よさがありました。
角度を変えて眺めれば、別の答えが見えてきて、
でもそれが、今までの考え方を否定するわけでもなく。

あちこちの雑誌に書き散らされた文章をまとめて本にしたとかで、
各章のテーマに統一感がないのが、逆にいいのかもしれません。

福岡先生は科学者だから、「直感に頼ってはイケマセン」みたいな文章が出てくるけれど、
直感っていうのは、途中の思考回路が無意識に沈んでいるだけで、
チャンと説明の後付けはできるんだから、否定されてもなぁ。 と思う。

 

そして、続けて読んでいる本が
『聖なる予言』 ジェームズ レッドフィールド

スピリチュアル・アドベンチャー。 
冒頭で、「偶然は必然」に似たことが語られるので、おっ!と読み進めて、
3章まできたら、
うーっ、アメリカ人は霊的なエネルギーを、物質や儀式に置き換えないと理解できないのかぃ!とむずむずし始めたぁ。

と、
切捨てたのは、今までのわたし。
うん、きっと、世の中には。
置き換えないと想像できない人もいるんだ、そんな人の感性に寄り添うために、

受け入れよう。 

と自分に言い聞かせて、
これから4章に、向かいます。

笑笑っ 
と、こうして文章に落としてからじゃないと、次に立ち向かえなかった。
という自分も、チェックしておこう。