あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

カエルな開次さん

TAMA RIVERS 空飛ぶめだかの学校」@二子玉川ライズ・ショッピングセンター

二子玉川の近くで、生まれ育って長く暮らした。
離れてから十数年。 知らない街へと変貌しつつ、だけど空気はゆるやかで懐かしい。

新しく出来たビルの合間の広場のイベントに、開次さんを観に行く。

ステージを囲んで輪になった人波の向こうに、バルーンのサカナたちがぞろぞろ歩いてくるのが見え。 カメやナマズが立ち止まり、一番後ろから来るカエルを待つ。 あのカエルの動き、かわいいな!と思っていたら、
そのバルーンの下にいたのは、カエル座りをしてぴょこぴょこと跳ぶ、
無垢な笑顔の、開次さんだった!

金髪をなびかせて。
カエルの卵を思わせるチューブをからだに巻きつけて。

↑↑ リンク先の写真だとわかりづらいかもしれませんが、
3メートルだかのあのバルーンの外皮は、そのままパフォーマーの頭をくるんでいて、
外皮についた取っ手を持って、パフォーマーは踊ります。

かわいらしい歌と一緒に、
バルーンにぐるんと鼻先を掠められると、かなりの迫力で。

わたしはトロトロな笑顔で、観ていたと思います。

わたしの目の前でターンしたとたん、開次さんのバルーンが割れたのは
事故だったのか計算だったのか?
どっちにしろ、わくわくと楽しい演出になりました(してしまいました?)。

終わったあと、しゃがんで観ていたオジサンが立ち上がりつつ、あらためてわはははっと笑い出してた、そんな世界。

 

大自然の懐を感じさせる、開次さんというダンサーの無垢に酔う。
年末のヴァンパイア、エラク楽しみになってきた!