うちには、録画機能がありませぬ。
ビデオとの連動がアヤしくなったあたりで、ほったらかし。
番組との出会い「も」、
わたしに必要であるモノだったら必然として勝手に出会えるはず、という理屈。 [E:coldsweats01]
きゃーっ! やぁーんっ! 見逃したぁ!!も多いけど、 [E:bleah] きっと見なくていいモノだったんだろうと、考える。 [E:happy02]
ある朝、TVをつけたら開次サンが映っていて、おっ、今後の放映予定の紹介番組だ。
この番組はチェックしておこうと思いながら、
その日、ハッと気づくと
きゃーっ! やぁーんっ! 見逃したぁ!! だった。
もっとも最近のNHK-BSは再放送が多く。
見逃した番組を今度はちゃんと見られたし、もう一回再放送があるからよろしければ是非、とも紹介できる。 (オンデマンドもあるんだが)
大胆不敵な水墨画「第一回 芦雪 はみだ師 とびだ師」
http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-tue/main
再放送は2/15の0:30- BS-hi
他のシリーズも、この調子におもしろいといいんだけど。
番組そのものが、とても野心的に美的に、そして人間を大事に創られていました。
CGの処理にもわくわく。
自然の風景を追うカメラも、とても美しい。
絵も書くダンサーの開次さんや、
日本画家の土屋さんという方の視点が、
モチーフに近づいたり離れたりする感じが、珍しい。 絵を味わう、妙。
開次さんのからだを通して、屏風絵が立体的に風を孕む。
染五郎さんも含めて、同世代のクリエーター男子三人が語り合うときの
素直なお互いへの発見と感動がステキ。
そして締めの一言が、禅の哲学みたいな効果になっている。
芦雪さんって画家をこれまで知りませんでしたが、
そのデフォルメや茶目っ気や省略に、日本のまんがの原点みたいな画風を感じる。
南紀州って不思議な景色ね。 そのうち行ってみたいかな。