あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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哲学???

アサシンつながり?で昨日から、
父の大泉の本棚にあった『仕掛け人・藤枝梅安』のシリーズを読み始めた。

池波作品で困るのは、
とにかく
食欲をそそられる。

夕べはもう、読みながら観念して、
ポットを使って出汁を引き(普段はほんだしを愛好してるくせに!)、
目が醒めてから近くのスーパーに走り、買い物。
大根と油揚げの鍋を作ってみる。

――うす口の出汁を張った鉄鍋を掛け、中へ輪切り大根と油揚げを細く切ったものを入れ、これがぐつぐつと煮え出すのを小皿へとって(本文より)――

輪切り大根の厚さに迷うが、2ミリくらいの薄切りにする。
こんなかな?
味が淡白すぎるので、善光寺の七味(うちには七味が、江戸・信州・京と3種ありまする)を振る。 強過ぎかな、六兵衛のほうが合うかな。
大根、もっとゴロンと切ったほうがよかったかな?
(で、同時に作ったキンピラには薬研堀! これは絶対!)

蕎麦や日本酒の描写も多いので、買い置きして、さ、準備は万端。
いつでも小説に戻れる体制。
ちなみに。
この場合の蕎麦はザルで、辛味大根オロシと生醤油で食べるべき(だろう)。

くそぉ。
アサシンについて書こうとして、食についてこんなにかいちゃったぃ。

 

正月にやってたゲームの『アサシン・クリード』3作目は、おもいっきり「万人向けのゲーム」になっていました。
もうね、真実とか許しとか、哲学も何もなかった。 スポーツを楽しむのに近い?
市民権を得るってこーいうことだなと思いました。(ゲームは面白いです)
1作めの、
こんなヒトゴロシを主人公にしたゲームを世に出してもいいのだろうか?
みたいな緊張感が好きだったのになー。

で、楽しいのが、
『仕掛け人・藤枝梅安』の初期短編も似た流れを感じたコト。
読者の支持を得てきたら(平行して仕掛け人のTVシリーズも始まって?)、暗い緊張感がなくなってテーマ・パークになりつつある。
あ、まだ、2巻目の途中までしか読んでないから、断言は危険だね。

ただ、その「読者の支持を得る」ための作家の仕掛けは、息をのんだ。

ということから、
哲学ってのは、精神的マイノリティの自己弁護のためにあるのかな、という手触りを感じる。
自分の考えの風変わりを、万人に理解してもらうための説明方法なのか?とか。