ミュージカルのプロット分解。 ふたつめは『プロデューサーズ』
もっとも、うっかりしたことに舞台で見ていない。 評判がよかったのに、観そびれた。
いのっちサンと長野さんでやったんだっけか。 ウーラは誰だ? 日本人に出来たのか?
みほさんとミュージカルを作るとき、いやいやあれはある意味、理想だから! 絶対に観て!と言われてレンタルし、翌日にはあらためてDVDを購入した。
ミュージカル映画として、完璧。
かつ、
ミュージカル・コメディとして非常にオーソドックスなよさが満載。
そしてリズム感とスピード感がいい。
スーザン・ストローマンの振り付けは、最高に素晴らしい。
このよさ、舞台でも保たれているのだろうか???
一番スゴイズルイと思ったのは、リメイク前の時代の価値観のままではフェミニストにケチョンパンに非難されるところを、監督を女性にすることですり替えたわネ!てことか。
ストップ・ウォッチを片手に内容をメモしていく。
そう、作品の候補としては『クレージー・フォー・ユー』もあったのだけれど、CDだけでは進行の時間配分が読めないのでやめたの。
サイトから舞台版CDのナンバーリストをペーストして、それをもとに箱書きに書き換えていったわけですが(←ちょっとズル)。
どうやら映画版は4曲くらい、落としているようだ。
そりゃね、舞台だったら美術装置を組んで、1曲もなしで次のシーンに飛ぶなんてありえないけれど、映画ではネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが絶妙な掛け合いで大騒ぎすればクリア。
うん。 まんがではよく、キャラクターがうまく出来ればストーリーはそこそこでも大丈夫という言い方があるけれど、これはそのお手本かも。 しかし濃い。 観るほうもパワーが必要。
そうそう、ミュージカル初心者にはオススメかもしれないです。