あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

マスター !?

PC周辺機器についていたソフトを使って、なんとなく手探りでビデオ編集ができるようにはなっていたけれど、
PC再生はできるけどTV再生ができないという中途半端な技術であることを忘れて。

「いいよ。 わたしがやっとく!」と編集を引き受けちゃった。

作業をしながら、どうしよーとか思いつつ。

 

とりあえず試作DVDを、懲りずにPS3(ゲーム機)にかけてみる。
んん?
去年、PS2(ゲーム機)では「対応していないメディアです」とかしか言ってくれなかったのに、
PS3は「PALには対応していません」と具体的な指摘になっていた。

でも変だな。
PALじゃなくて、ちゃんと日本仕様を指定してるはずなのに。
と、
2種類使っているソフトのプロパティの類を、端から潜ってみる。
ああっ。
こんなところにも、チェックポイントが! ここかぁっ!!!

 

TVで編集DVDを見て、ちょっと感動してしまった。
1年がかりだけど自力で習得できたよ〜!!
ありがとう、PS3

 

ずっとネットから落ちていたのは、その作業のせいです。
返事しなきゃいけないメールもほったらかしでスミマセン。
データ変換にPCを占領されている間は、居場所なく本を読んでる。

伊藤計劃の『虐殺器官』『ハーモニー』。
いろんな価値観が心地よく洗われるから是非読んで!と言いたいところだが。

わたしはアニメやゲームの洗礼を受けているから、近未来SFに違和感ないし。
(これはSFなの?と違和感はあるけど)
普通、説明なく突然AKと書かれても、ソ連製のライフル(確か、その辺〜)とはわかんないよねえ。
でも、
できたらね。 読んで欲しい本なの。
過去にあった革命とか戦争とか(虐殺器官)、今の社会とか文化とか(ハーモニー)についてが、少し違う肌触りになると思うんだよねえ。
それがナンの役に立つ?って考え方もあるだろうけれど、
視野を広くしておくのは大切な資料のうちではないかと。

文章が、感傷的で心地よいのが、ヤバい気がする。 作家にいいように言いくるめられてないか?と。
『ハーモニー』に出てくるモバイル機能が、管理社会の象徴なんだが、かなり魅力的で快適くさくて。 PC中毒者には垂涎です〜。

映画の『ターミネーター』で、シュワがかけてた瞬時にデータ解析をするサングラス、現在ではかなり実用レベルまで開発されてるでしょう? アレがね、コンタクトレンズ仕様の薄膜で、記録機能までついてて。

ただし、飛蚊症のコトを思うと、疲れ眼から肩が凝りそうだな。 (ちなみに作品中の設定では、その心配はないの〜)