戯曲の誤読は権利だ、と言うけれど。
それは本来のよさを超えたときにだけ言えるわけで、外したときには非常な冒涜でしかないと思う。
鏡花の『外科室』、あの前半は究極の心中。 一瞬の永遠。 至福。
だと思うんですけどねぇ。
あとは、オカズよっ。 オカズを深読みしても、ボヤケルだけだぃ。
まあ、譲って構成・脚本はよしとしても、
何故、ご自分の書いたものを「芝居」に出来ないんだ?
役者の肉体と観客を無視した「紙芝居」でしかない舞台。
演劇に対する無知? 社会に対す無知?
コワイのは、もう十年続いた劇団さんだということ。
誰か注意してやれョ。