あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

まだ、ある

他の分野も同じだと思うけれど、ホンを書く作業には書きたい箇所と削らなければいけない箇所がある。
で、これは「削ろう!」という判断がむずかしい。 もったいない、これも言いたい、と、なかなか削れない。 それでも削ってスリムにすることで、どれだけ伝えたいことがすっきりと美しくなることか。 と、わかっているんだけどね。

うん。 過去たくさんの芝居やミュージカルを観てて。 なんでこんなにだらだらと?と知り合いのスタッフさんに訊くと、たいてい「作家さんが譲らなかったみたいよ」と聞かされてるので。
自分は絶対に、そうはなるまいと思う。 思っているのだが。

 

今回。 稽古の進捗状況からこれじゃ間に合わないっ!?という視点でホンを読み返すと。
ごめん。 ここ削ろう!
が、ボロボロと見えてくる。 うっかりすると、まるごと1曲。 そしてその代替が、ちょっとした動作で説明できて、そのほうが処理として美しい。

なんで書いてる時点で、気付かないんだょ?