あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

音♪

今度のミュージカルの歌の練習は、なんとなく聞いてはいたのですが、ナニセいまだにボロボロで。
ときどき和音が成立すると、おっ、とか思うくらいで。
(ここを読んだ関係者、ごめんね)
そ、和音。 全編、ハーモニー。 大丈夫か、キミたち!といいたくなるほど、かっこよくて美しい(んじゃないか)と思う曲たち。

んで。
もう昨日になるのか、ようやくボーカル分のスコアを一通りもらいました。

楽譜なんて義務教育時代以来ですから、音はまるで読めない。
昔から苦手だったし。 音をとるのが苦痛で苦痛で、小学6年生でピアノやめさせてもらったくらいだし。 (んで、弟は難曲でも初見できる人。 そりゃ、心が折れるって)
読めないけど。
なんとなく、さすがに、曲の構成はわかる。

わたしの書いた言葉たちが、気持ちを合わせたり追いかけっこをしたり。
キラキラと。

キラキラキラキラ。 音と言葉。 時間の魔法。

うわっ。

感動だ。

ホントに言葉がキラキラで、
ここは書き直しだなと練ってたところすら、このままでいいのかな?と思わせてくれる。
ええっ、 どうしよう。

自分の戯曲を、ディシプリンで初めて台詞として読んでもらったとき以来の感動なんだよ。
(あ。 それ以外で読んで、しゃべってくれた人たち、ごめん)

7曲の、リプライズごとに構成が変わっているし。
ここ、やっぱりソロでなくてコーラスだよねー。 と演出家にだけ言ってた部分が、ちゃんとコーラスになっているし。 (作曲家がホンを読んでくれたぁ!)

で、案の定。
ざっとみているだけで、ここの言葉を変えようとか出てくる。

 

音、とれるようになんなきゃダメなんだね。
メロディに絡まる言葉を、ちゃんと支配できるように。

がーん。 (だから苦手なんだってば。 そのうえブランクがぁぁあ)

恐る恐る、おとーとに眠っている電子ピアノとか持っていない?とメールする。
ついでに、楽譜を音にするソフトってフリーであるのかな?とも。

電子ピアノは売っちまったって。
ソフトは、金出したほうがいいのが手に入るから、だって。
ふん。
窓の杜を探したら、フリーソフトをダウンロードできたもん。
問題は、この先だ。 どうやって使うのか、よくわからん。

 

そして、お礼のメールの返事みたいに、まだアレンジが不完全だけどと、メイン1曲のBGMが届いた。
jazzy? swing?で、むちゃかっこいい!!! かぁいい!!!
ってか、これをどうやって芝居に組み込もうっっ。 ひゃあっ。   

 

脚本・作詞と作曲家がペアを組む意味が、ちょっとだけわかった。
作曲家さんがスゴク愛しいし、
なんかお互いに尊敬しながら、補い合いながら、構成を練りこめたらいいなぁ、と思うよ。
できたら、いいなぁ。