正しくは「舞台音響基礎講座初級編」。
世田谷パブリックシアター、えらいよね? 完全無欠の素人なわたしみたいののために、こんな講座を企画して、
しかも講師が市来さん+劇場スタッフ。 当然、劇場機材で、場所はトラム。
どんだけ贅沢なんだか。
そしてたった5時間で、「音」のWSに概論から、基礎的な機材の説明まで。 コードの巻き方とか、最後には全員で軽い「作品」にまでたどりつく。 恐るべし。
そりゃ、プロから見ればおこちゃまレベルだとしても、充分、音響という分野が愛しくなる。
今後、疎かなト書きは書くまい。
トラムはおととし、地域のWSで舞台に立たせてもらい、自分の発する音の響きの美しさと、気持ちを受け止めてくれる空間の懐に痺れたのだが。
やっぱり特殊な劇場にデザインされていたのだと、キチンと、知る。
市来さんが、それは愛しそうに話す。 話し続ける。 音や機材についてのあれこれ。
完璧なアシストのフットワークを見せる劇場スタッフさんたち。
(舞台機構担当の方も、わざわざいらしてフォローされてた)
悪い見本をしてみせるとき、後ろで無言にハラハラと機材を心配してるスタッフさん。
わたしのグループについてくださった方は、熱中人。 受講生にたぶんTV現場のプロが混じっていて、すると質問に対して語る、語る。(当然、わたしはチンプンカンプン)
劇場で働く人たちって、かっこいい。
職人気質で、ちょっとオッカナイとこもあるけれど、大好きだぁ。
明日は照明初級編。