わたしの場合、アイディアとか解釈は、寝入りばなか起き抜けの枕の上によく降ってきます。
その前に「これは何故?」「あれはどうしようか」という漠然とした疑問があってのことですが。
先日読んだ小説の『レベッカ』。
何故、導入部で「超能力」という不似合いな単語を使ったか。(映画の導入部にもあり(超常現象という単語だったかな?)、舞台にはありません)
そして何故、あのようなエンディングにしたか。
映画や舞台ではハッキリと、放火犯を描いていますが、
小説では、その犯人説では少し不自然なようにボカされています。
今朝、振ってきた解釈は、
あれは自然発火。
誰の意思って、そりゃあレベッカの。
もしかしたら作家は、そのイメージを少しだけ期待してた?
それ以外にも こじつけ はいろいろ出来るんだけどね。
「超能力」という単語は、後半のマキシムの「虫の知らせ」に繋がるのかもしれないし。
マンダレーを失ったあとになお焦がれるふたりの心持ちは、レベッカを失ったダンバースのトレースなのか?とか。(かなりゴーイン)
「わたし」とクラリスの会話のシーンも?とか。