あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

答えあわせ

mixiアプリの牧場で。 そこは、マイミクさんじゃないと入れない場所なんだけれど。
相手の動作に合わせてのコメントを設定できる。
ちょっとだけエッチ系だったのを、先日全部、書き換えた。
自分ではミュージカル・ネタのつもりだったが。 ひろちゃんの書置きメッセージが「山口さんバージョンになってる!」だったので。
あ〜。 そういえば、そうか? とか思いつつ。
でも引用先の答えが全部わかるツワモノは、さすがにいらっしゃらないよな〜、と。

さて、問題です。
以下の歌詞が出てくるミュージカルは何でしょう。 

よ〜こそ♪ 劇場に〜 莫迦ね 虜に な る わ〜

今っ 完璧に 進化をとげた♪

悔やまない〜♪ 選んだ道が〜

だぁれぇだぁ〜♪

お〜望み以上に♪ 奉げて 疲れた

真っ赤に 流れる 血がほしい〜♪

忘れまい♪ 奴らがオレにした 仕打ち

青い血を流す傷口は おまえだけが癒せる♪

神よ かれらを 許したまえ

 

なんとなく浮かんできたのを使っているので、片寄りがひどいな。
以下、答えです。

「よ〜こそ♪ 劇場に〜 莫迦ね 虜に な る わ〜」
『アプローズ』には祐一郎さんは出ていないので、ひろちゃんルールだと『35ステップス』ということで。 それでも、この歌は歌ってはなかったかな。 
TDV』にも伯爵の「よ〜こそ〜」はあるけど、「お待ちしていた おふたりを〜」っておふたりさまになっちゃうので、こっちに。 

「今っ 完璧に 進化をとげた♪」
モーツァルト』 二幕のコロラド大司教の……。
祐一郎さんは神さま(ヤーウェ?)に何故?とかお願い!って歌いかけるの、多いよねえ。

「悔やまない〜♪ 選んだ道が〜」
コーラスライン』 ディアナが歌う「愛した日々に悔いはない」。
ボビーは後ろでハーモニーをつけるパートだから、たぶんこの歌詞は歌ってない。
『35ステップス』では……どうだったっけ。 

「だぁれぇだぁ〜♪」
『レ・ミゼラブル』 一幕のバルジャン。 「わたしは〜 ジャン バル ジャン」と歌って、裁判のシーンに入る。
ああ。 かれも、「名まえの中に木魂があるのね」。 (←『オンディーヌ』です) 

「お〜望み以上に♪ 奉げて 疲れた」
ジーザス・クライスト=スーパースター』 ジーザスの「ゲッセマネ」。
先日『最後の誘惑』というDVDを観ました。 ヘロデが知的で物静かなデヴィッド・ボウイ。 きゃー♡ 

「真っ赤に 流れる 血がほしい〜♪」
ダンス・オブ・ヴァンパイア』 フィナーレ。 3年前は一緒に歌ってたら、となりの人に振り向かれましたが。

「忘れまい♪ 奴らがオレにした 仕打ち」
『レ・ミゼラブル』 一幕、始まって5分頃。
このあたりの、ワンフレーズごとに変わる細やかな心情の変化の描写は、ミュージカルならではだと思います。

「青い血を流す傷口は おまえだけが癒せる♪」
エリザベート
萩尾望都さんが、このシーンから発想したと思われる短編連作を描いてらっしゃるのですが。 そりゃ溜め息です。

「神よ かれらを 許したまえ」
ジーザス・クライスト=スーパースター』 磔。
ゲネプロのダメ出しを聞いてる機会があって。 その頃は役者の生理に任せるなんて知らなかったから、この部分の演出家のコメントにびっくりした記憶が懐かしい。 
だからね。 ジーザスを描いた映画を観てると、祐一郎さんの声とか表情がオーバーラップすること多くてね。 あの年齢で、あの劇団の中でこそのストイックだったよね、とも思うけど。

 

オペラ座の怪人』とか『エビータ』とか『ウエストサイドストーリー』とか、思い出そうとしても歌詞が切れ切れで、全部が昔むかしの出来事になっていると気付く。

ま、いいか。
週末は新作ミュージカルだぁ。 \(^o^)/ ウキャ♪