あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

料理しながら

料理するとか、
段取りを考えながらせっせと手を動かしていると、
突然、あっちの考えとこっちの考えがすぅっと繋がったりする。

 

スポーツジムで『TDV』のCD(3年前に録音)を聴きながら、
そっか、なんか今年のみんなが少し歌いにくそうだと思ったらテンポアップしてたんだ
とか考えたことを思い出し。 (……違うのかな?)

いつだかTVで観た『WSS』の体育館のダンス。 大昔からの同じ振り付けが全然違って見えたのは、なんのことはない、
同じ理由だったのかな……とか。

 

あとね。 

周囲にいる大勢の困ったチャンたち……の分析、とか。
分析できると、傾向と対策が浮かんでくる。
ほんとにねえ。 世界は大勢の困ったチャンたちで出来ている。

ああ。 わたしも困ったチャンだがね。
それを言ったら、人はみな困ったチャンだけどね。

わたしがいうのは、自分が困ったチャンだと自覚できないまま、問題解決の能力もないまま、批評・反論だけは立派なコたちのことだ。
自分の都合にあわせた論理。 場合によっては他人の悪口。 正義は自分?

全体が見えない。 未来が見えない。  

わたしはそのコたちを、本人たちがわからないよう遠くから手をまわし、方向づけて。
自分の思うほうにもっていくわけだけれど。

傾向と対策を立てたうえで、もうしばらく放って様子を見てみようというのが、
最近のわたしの傾向。
ダメになるんならそれも、そのコたちの勝手。
ただ、わたしが困るのは困るから。 してもらうことはしてもらうが。

いいのかなあ。 ま、いっか。 わたしは知らん。
この世には、権利にだけ満足して、自分の成長を望まない人たちだっているんじゃないか?

 

世の中の、無責任な知ったかぶりが若いコたちをダメにする。
目上の者が「上から目線」とやらで意見してはいけません。
部下に責任を問うような質問をしてはいけません。

それは一見、円満な扱い方に見える。
だけど、人材を育てることにはならない。

ゆとり教育」とか「褒めて育てろ」とやらのときもそうだったが。
そういう放言はもっともらしく撒き散らされたあげく
誰も回収しない。 

人は、自分の欠点と向き合えなければ、成長しない。
わたしがぽろっと言った言葉に、アッという表情のできるコは、
その場で謝れなくても(ほんとうは謝れなければいけないんだけれど)
とりあえず育つ。
(んで、謝れるコはそれよりスピーディに育つ)

 

ということを、ここに書くってことはさぁ。

いい加減にしろよ、おめーら! (この場合のおめーらはあっちにもこっちにもいる)という気分になりつつあるってことだ。

 

というか、多すぎるよ。

 

という……感情が、
太古から続く「今どきの若いもんは」というヤツなのか?
だったら無意味な気苦労ってこと?

 

なんてことを書き散らしたりすると、
「まぁまぁ、あげんってばどーしちゃったの?」って
くんち あたりがそれはそれはうれしそうに言ってきたりするんだよな。

それもそれで、答えに困るんだが。

えっとさ、
世の中の理不尽……を、あえて楽しんでいるんです!!