あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

来月には

まだ若い頃、50歳なんてのは迷いのない人生の達人に違いないと思ってましたが。

笑笑っ。

あと1か月で、到達するんですけど……?

迷うワ、枯れないワ。 後悔の黒こげ。 予定どおりに組めない人生。 生活。

今日は劇場で、うちわ片手に、声出して踊ってるし。
電車の中では、老眼鏡をかけながら舞城王太郎ナンカ読んでるし。

からだはネ、からだはくたびれたよね。 くたびれるよね。 50歳にもなると。

舞城王太郎がおもしろいと言ったのは23?歳のいとークン。
うぁーひゃー今どきのJKは、って、書いてるのはオトコなわけだし。
しかし新しくて、面白い。 この先、どう展開するんだ?
(読んでるのは『阿修羅ガール』です)

 

自分を精一杯出せば、人を楽しませられるってモンじゃないよね。
ヒカレるだけだ。
計算して、制御して。 最後には空っぽになってただ正直に
自分を投げ出す。
とか、思う最近。
なぁんだ、コレって、祐一郎さんの口癖じゃん。 って。

 

23?歳のいとークンの人生の悩みに、
おばさんちっくな考えは話せるけれど、
友人として相対する距離は49歳の友人たちと変わらない。

うーん。
50年間、自分はナニをしてたんだ?と思う。
思うけど、
次の瞬間には、別のことに考えは飛んでいる。

たぶんわたしは、70歳、80歳になっても、変わんないんだろーね。
からだはネ、からだはくたびれていくんだけどね。

 

えーと。

神経質にならざる得ないのは当然だが、
神経質になると喉が緊張するのも当然なンだし。
緊張しなければ、もう少し、大丈夫みたいに思えるけれど。
観客の期待に応えるため、陰で血反吐を吐いても
にっこり笑って舞台に立つことを選んだのはご自分なわけだし。
誰も、助けてはあげられないし。
だから、血反吐を吐かないで済む方法を自分で探してください
としか、
周囲は言えないんだ。

たぶんメンタルな方向で、方法はあるはずだと思うんだけど。