休日出勤にひとり、お手伝いが来てくれて。
なのでいつになくBGMに、自分のウォークマンからJ‐POPのアルバムを拾って流す。
だから。
うっかりと。 唐突に。
たぶんいつもは無意識に避けていた曲を、聴くハメになる。
そりゃ、半端でない思い入れのある曲で。
きっかけは昔のことで、状況は変わってるにもかかわらず、
そのフレーズ付近では胸がぎゅんぎゅんに甘酸っぱく痛んで、
少しうろたえる。
条件反射……?
でもね、このエピソードの相手は、
わたしがこの曲を聴いてるときに、ふいに状況を理解したことを
知らないままなんだよねえ。
はぁぁぁぁ。
いくつになっても、青春は続くもんだな。