夕べ、TVでハリー・ポッターの何作目かは知らないけれど、映画を放映してまして。 なんなんだ、このシリーズのアホくささは。
世の中では、こんなんが大きなお金を動かすのかと、哀しくなった。
ミト・コーモンを見てハラを立てるお莫迦もいるまいと、自分に言い聞かせながら。
に、しても。 ひどい世界観だ。
ゲーリー・オールドマンが出てたから、ミーハーに見ちゃった自分も自分だけど。
1作目をみたときからして、すでにダメで。
狭い世界観の中で、先生に褒められご褒美をもらえることが、この世の至上なのか?と。
その疑問を口にしたら、雷 に、
あの作品はたいていの人が原語で小説を読めるトコに意味があるのよ、と言われ。
ファンタジーの愛好者がムキになるほどのレベルですらないと。
何にハラが立つって、
ものごとの価値を、そりゃ分かりやすいマルバツに当てはめて。
観る側に「考える」ことを求めない。
悪人はみんなで共通して「憎める」ように。
社会の仕組みもごくごく単純で。
人間関係や生活の価値観は小学生程度で。 (食事は甘いお菓子が幸せ、宿題や校則は最悪、訳知り顔で抱きしめてくれるのがいい先生、みたいな)
悪意のある洗脳だよねえ、これは。