そういえばツタヤ・ディスカスでしたっけ。
(DVDを)ネットで借りて♪ ポストで返却♪ ってヤツね。
初めて利用しました。 なんて便利なんだ!
三軒茶屋のリアル・ツタヤは土日となるとカウンター前が長蛇の列で、
ここに引っ越してからは映画をレンタルすることがほぼなくなってましたが、
これでまた復活かも。
(自由業の頃、8月はバテて何もできなくなるので日々、借り倒してました)
さて第一号は、
『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』です。 なんでそんなB級マニアックをって、はい、TDVの原作ですね。
舞台とほとんど同じことをしているのに、全然違うテイストで。
なんといっても城主さまのカラーがね、背徳スケベ貴族のおやじだし。
カトゥーン(←コミックでなくて)アニメを実写で再現することと、女の子をかわいく撮ることを
すんごく楽しんで作っている!って映画でした。
女の子のうっすら浮かぶそばかすが、キュート。
最近のアゲハ系のファッションって、この時代の流れだったんだね。
そして教授がモンスター並みに人間離れしているのが、もうおかしい。
言葉があまり通じない異国(田舎)という設定のせいか、
宿屋では台詞より身振りでまず会話するのがいい感じ。
そしてそれが、城主さまと教授の知的おしゃべりを際立たせてた、かな?
舞台で「なんで?」と引っかかっている部分が映画ではどう処理してんだろうというのが一番の興味だったのですが、問題になってませんでした。
それは映像の魔術のせいでもあるし、
舞台化するためにホンを組みなおしたために出てきたヒズミでもあるかと。
もう1本借りたのは、『インディアナ・ジョーンズ 4』
無茶苦茶好きなシリーズで、『1』のときは世の中にまだビデオとかが普及してない時代でしたから、アメリカからストーリィ・ボードの本(当然、英語)を取り寄せました。 それしかストーリィを手元に置いておく方法がなかったんだよ。
『4』はステキな同窓会って作品でした。
シリーズの持つカラーをきっちり完璧に再現しながらも2番煎じではない造りに……、これは脚本家がスゴイのかな。 あ、他のスタッフもか。
そしてファンにはくすぐられどころが満載。 オープニングの臭さから、そうそう、インディが「ジュニア!」と叫んだときには、もう、のけぞっちゃいましたぁ。
メイキングを見て驚いたのは、そうか、もう絵コンテなんて切らないのね、ってことで。 3DのCGアニメでカメラワークまで作りこんで、他のスタッフはノートPCでそれを確認。
でもね、
スピルバーグのすごさはあらゆる技術を使い込んでる一方で、アナログ感もなくさないことだな。
インディの帽子の仕立てが良すぎることが気になったけど、逆を言えばカッコイイんだ。 今までと同じなんだが、どこかが違うの。 あーいう差って、どこからくるんでしょうね。
っと。
わたしも、映画を語ると結構キリがなかったんだね…… 笑