◆かえちゃん◆
話題が気功について及んだ。 昔、修練していた時期があったとか。
相手に手を翳して「気」を循環させ治療ができるみたいな説明を、
かの女はわたしの右ひざを指差して、話す。
説明のあと、おそるおそる「わかって指した?」と訊くと「うん」。
人に言っていないけれど、最近たまに痛む部位。
かの女の顔が、妖精さんか魔法使いに見えてきた。
そのときのもうひとつの話題が、苦手な人を受け入れる方法について。
たぶん、わたしの過去のブログに出てくる翳りを気にしてくれたんだろうなと
思ったりする。
でもごめん。 こっちはもう、手当てのしようがないんだ。
せっかくのその方法の初期段階が、すでに破綻している。
◆よーちゃん◆
先日、ささやかなコンペに落選した短編戯曲。
結果のでる直前に、リーディングの会で取り上げてもらう。
「あーすればこーすればどうこうすれば」と言ってくれるアイディアに、
わたしはスッカリ楽しくなる。
「結構おもしろくなるんじゃないかなあ」
そ、そーかな??? (ごめんね、落選しちゃった)
売れっ子のTVプロデューサーであるということは、ずば抜けた能力と一緒に
人を一気に巻き込んでいく愛嬌にも溢れている。
制作の際の考え方などもやんわりとアドバイスしてくれる。
内容もそうだけれど、こうして気遣ってくれる人がいるということが、
かなりうれしい!
ちなみにかれは今、日本の文化を変える(かもしれない)企画を立ち上げているみたい。
◆らんさん◆
稽古場で、けいちゃんとちょーふのふたりがかりでイジメられて(!)いたとき。
今さらそんなことを言い出されても、と口を尖らせていたら。
らんさんが大慌てでわたしのフォローに入ってくれた。
わたし自身、イジメられているというよりイジられているとわかっていたので、
あっけにとられる。
……いい人だあ……。