あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

見つける喜び

ひろちゃんにコメントの返事を書いていたら、突然、叫びたくなったw 

人にとっての一番の快感は、「発見する」ことかもな。

に続けて思い至ったのが、

 

いくちゃんに言われてチェーホフを読み返してて、(性格設定のカタワ感がスゴイの、みたいなこと)
なるほどなぁと思いながらも、相変わらずわたしにはオモシロサがわからないくて、
ただ、嫌なくすぐられ感があるなと。
ト書きがたぶん実際の3分の1以下しか書いてなくて、
あれ? この台詞を成立させるためには、
この役者はここで反応を始めてなくちゃいけなくて、
ってことは設定をあらかじめ……とかなんとか、考えさせられちゃうのだ。
勝手に。

それを、チェーホフを読むたびの発見とか言うのなら、ちょっとオマヌケじゃない?とか。
(もちろんチェーホフの評価はそれだけじゃない)

 

それから
客席にいる快感は、安全地帯にいながらの(観察するという)発見なのだよね、とか。
自由に喜びを発見してくださいね♪とショーを見せられて、
わたしはこんなことを発見したわ♡とエラソーにくっちゃべるのは、
……何様なことか。

 

人間は道化だ。

でも、ね!

そしてお互いに良き道化であるために♪

と、言えるようになったことが、きっとわたしの成長なんだね、と。 [E:beer]

 

 

夕べ、クンツェさんの初日のご挨拶のVを拝見してて、「星の時間」という言葉が印象に残る。
クンツェさんは、劇場空間に存在するすべての人たちからアートという奇跡が生まれることを指していらしたが、
検索を書けたらツヴァイクが引っかかってきて、これにつながる意味なのかなと思う。

星の時間、かぁ。