土曜の昼下がり、三茶で。
わたしが一生懸命に話をしているのに、ちょーふは突然振り返り、
「すっげえ、今のねえちゃんノーブラだっ」なんてため息をつく。
……あのさあ。
「だってこう(と片手でボリュームと動きを説明)」
わたしと歩いてて、そーいうことを言葉に出しますかね。
「だって。 街中でノーブラなんだよ? さすが三茶……」
ん、わたしも今そうだけど?
視線がまっすぐ、わたしのバストにおちてくる。
おいっ!
「ああ。 (視線そらした)」
信じらんないっ! 普通は、普通は見るにしても、その、盗み見るもんでしょ?
「そうなの?」
少なくとも、じぃっとなんか見ません。 ……悪かったわね。 な く て!
「いやぁ」
ちなみにこの間、ちょーふはずっと真顔です。 ニコリともしません。