あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

知らないというコト

ずっと、気になって仕方がないことがある。

今年は大河ドラマをマジメ♡に見ているわけだが、(しかも少女まんがしていて胸きゅん!なんだw)

侍女が姫に「そうでございますねえ」と相槌を打つ。
さようでこざいますねえ」じゃないのか? これは東京の言葉なのか?
薩摩言葉だとこうなのか?
気になる。

乳母が、姫の晴れの日を目前に主家で自害する。 畳を血で汚す。
(身分の低い自分の存在が姫の汚点となるのを厭うて、という設定)
ハレとケに神経質な武家では、ありえないと思うの。
薩摩は違うのか?

他にもまだ、それはなくない?という突っ込みがある。
関連するエピソードがキュートだから、別にいいのか。 どうせ作り話なんだからといえば、それまでなのか。

 

作家にとって「知らない」ということは、難しいことなのだ。

羊たちの沈黙」の原作本で、クラリスの香水の名が非常に難しい耳慣れない表記だった。 作家はなんでこれを選んだんだろう。 この場合はまずレールデュタンでしょうに、と思ってから気付いたら、翻訳者はレールデュタンという単語を知らなかったのか、デリケートな発音を再現していたってことだった。
翻訳者は男性だし。 きっと調べた結果なんだと思うけれど。
ひとりの人間が知識/分野を網羅することは不可能だし。
でも、なあ。

 

わかってるよ。

ときには、知ったかぶりせざる得ないこともあるし。
調べる時間が間に合わないこともあるし。
わかっていないことに気付かないときもある。

  

逆の意味でやっかいなのは、
歳をとって知識が少しは蓄積されてしまったということで。
つまんないことでアレ?とひっかかって、ストーリーから気が削がれてしまったり。
雑誌はまず読まなくなりました。 自分の知識や価値観以下のものを記事にされてもねってサ。 おそらく編集さんが自分より若くなったってことだと思う。

 

     [E:chick]  )  ) )  )  )  ) ) ) ) 。 。。

 

rin♪が自分のブログで生真面目にもちゃんとエイプリルフールをしていて、そうか今日は嘘をついても許される日か、と思い出し。

ちょっと青ざめる。

さっきもらった約束メール。
嘘ぴょん!とかって追伸が来たら、泣いちゃうよぉ。