2007.6.2 新宿ミラクル
14・30〜「ドールハウス」 by iyo♡ちゃん
17・00〜「フォルモサ!」 by nen
19・30〜「正しい海賊の作り方」 by rin♪
(劇団劇作家について詳しくは、公式サイトを見てください)
1日に3本芝居を観た。 狭い狭い劇場で、作品ごとに入れ替えるから、出たり入ったり。 空調の調子は?だし。 最後はかぶりつきでお座布団。 スカートのまま胡坐かいて、お隣と膝を突き合わせて観てた。
でも、すんごく楽しい!時間でした。
6日間にわたって交互に上演された8作品のうち3作品が、ディシプリンのメンバーでもある↑かの女たちの芝居!
うち、2作品にはshinoくんが出演!
(他のも観たかったけれど、今月はちょっと自分のために時間を使いたいのであきらめる)
リーディング……であるはずなのですが、ずいぶん演出がついてパフォーマンスがついて!
役者さんたちも、ちゃんと読み込んで、かなり細かい段取りもこなされて。
すごい。 これはこれで、ひとつのパフォーマンスの形態になりそうだ。
でも、一方で難しいなあ、とも。
もしこれが最初に謳っていたように、劇作家の作品のショーケースを目指すのなら、どうなんだろう。 「フォルモサ!」と「海賊」には、作家の思惑とは別の「色」がつきすぎてはいない?
これは、3人ともわたしが知りすぎている作家だから、余計に感じるのだとは思う。
「海賊」の演出はスリリングだけれど、戯曲の言葉そのもの対してはずいぶん失礼な気がする。 rin♪の書く言葉には魔法のような力があるから、アドリブ感を目論んだ演出にも負けないけれど。
で、
「フォルモサ!」が終わったとき、わたしはなんで役者に拍手してんのかなぁと感じた。
うん、なんで劇作家に拍手できないんだ? (実際は、列の端にnenはいたのだけれど)
不思議な感覚。 すいません、愛情の方向、間違っていますか?
そしてわたしは、スタッフとして動くiyo♡ちゃんをずっと見ていた。 少しやつれてたかな。 ほんとに気配りのコだ。 公演の品格って、こういう雑事のひとつひとつをていねいにこなせるスタッフがいてキマルんだなあと思う。 そうかあ。 そうなんだなあ。
とにかく、3人ともお疲れ様♡
いいなあ。 わたしも自分のホンを上演したいなあと、とてもむずむずしてきました。