あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

雨の災難

最初に書くと、これは笑い話ではありませんから。

と最初に書くのは、すでに周囲に笑われてるから……ってコトなんですが。
わたしの不幸を! わたしの痛みを! わたしの災難を!
なんで笑われなきゃいけない? おい!

昨日の朝、足早に人々が行き交う三軒茶屋駅の階段下、雨に濡れた床ですべりました。 
で、尻餅。

うううううう。
つるつるの靴裏で、それでも数歩は持ちこたえた挙句に。
ずどんっ、と。

その瞬間。
自分のからだの中で、銀色に光る尾骶骨と脊髄が、3cmほど上にずれるのが見えましたから。
脳みそが固まりになって、ぶんと上に揺れましたから。
衝撃がひとつの振動になって、あ、からだがひとつの音で響いたって。
(心のどこかで、からだを楽器にして音を響かすってこーいうことか?と思う自分がいる)

「大丈夫ですか?」 「大丈夫ですか?」数人が立ち止まって、覗き込んでいる気配。
だ、大丈夫です……と言いつつ、
床に手をつき、ぺったりと座ったまま、(し、白いスカート!)
頭のくらくらが消えるのを待つ。
どっかの骨にヒビが入ってないか? そういう痛みはないな。
どっかの筋を捻ってないか? そういう痛みはないな。 
「大丈夫ですか?」
え? あ。 大丈夫です。 ありがとうございます。 と、応えながら、
そうかと気付いてヨロヨロと立ち、服をはたく。
ご親切な方たちは、ようやく歩き出してくださった様子。

自分も歩き出す。 (歩ける? どうする? 家に帰るか?)
(これから絶対に、気持ちが悪くなってくんだよな。 寝てたい)
(ダメだ、工房に行って、あれとあれを済ませてからじゃないと)
(痛い)
(痛い)
(痛い)

最小限の動きで、電車に乗る。 乗り換える。 降りる。 会社へ歩く。
打撲の痛みもじわじわとあるが。 それよりも怖いのは。

ぱき

まず首に来た……。 いや、肩も、背中にも。 
ぱき ぱき ぱきき
んん、痛くて、吐きそう。 頭も痛くなってきた。 
たぶん、うんと軽いムチウチ症みたいな症状。
どこといわず全身が鈍痛。 ひきつる。 
アンド 当たり前だが、打ち付けたお尻も、かなり痛い。

痛い……とか、気持ち悪いよぉ……とかしか考えられないから。
細かい判断が全然できない。
ある意味、わたしを思いのままに使えたはずなのだが、
誰もそれに気付かなかったな。

なのに
8時まで仕事しちゃったよ。 
明日の朝(つまり今日)、起きられなかったときのことが怖くて。
電話で作業指示が出せるように、使うものをわかりやすく並べてから、帰る。

おうちに帰って、食事もせずにまずたっぷりのお風呂。 
鏡の前で振りかえってみたが、アザはできていなかった。 それがいいのか、わからない。 アザが出来てた方が安心できる気がするのだが。 根拠もなく。
(それにしてもハリがなくなったなあ、お尻。 くすん)
ひのきのバブ。 お湯の中であちこちをマッサージ。 あああああ。 
たっぷりの温湿布ぺたぺた。
からだ中を押していくと、妙なところが痛い。
肩こりのエキスパートではあるが、鎖骨のくぼみに痛点があるのは、初めてな気がする。
ひとり暮らしの一番の難点はこういうとき。
誰か、張った背中を踏んでくれと心から願うのだが。
食事して、寝る。  寝た。  よく寝れた。  所詮8時間程度とはいえ、普段を考えればなんてたっぷり寝たことだろう。

これだけおいしいネタなのに、ブログに書き込むよりも「寝る」ことを選ぶってことは、
やっぱり具合が悪いんだなぁ、わたし。 と思ったことは覚えている。

朝、半信半疑。
とりあえず会社に行って、だめだったら半休であがろう。

で、
8時まで働きました。 今日も。
帰るか?と途中で訊かれたけれど、お尻の痛みと頭痛がとれたから平気だよ、と。

今も、温湿布がぺたぺたぺた。 
左の首のリンパのあたりがこりこりしている他は、通常の肩こりレベルに戻ったと思う。

ほらぁ。
笑って読んでる!