あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

___のハギシリ

いや、ゴマメの……と書こうとしたのだけれど、
生きたゴマメって見たことないかも、と思ったら、
使えなくなったのよ。 言葉。
ちっちゃなさかなのハギシリって、イタそうだね。

この1週間、ナニをしてたかというと、デパートへのクレーマー、だ。

新宿南口のタカシマヤ、に。

買うときも「ああ、売り場のレベル低いな」と思う数々のエピソードはあったけれど、
まあ、大目に見て。
担当の販売員は間違いだらけだが一所懸命だったし。 
買いたい商品と出会っちゃったわけだし。
包まなくていいですよ、と言ったのに、販売員が商品を包んだのが
運のつきだな。

家に帰って、変わった包み方だな、と開いたら、(レーザーで文字を入れるためにね)
つまり包み紙の方向が、不祝儀/葬式用の包み方だったのだ。
うん、父の80歳の誕生プレゼントだよ。
偶然とはいえ、ちょっと皮肉がキツイわなあ。

っていうか、なんでこんなこと間違えるかよ って以前に、知らないんだろうな。
一流デパートの販売員が。
包み方の基本の基本を。 ひゃー。

かんべんしてよ、もうあそこに、買い物にはいくのやめよと思って。

でも誰かが言わなきゃ、この販売員は今後もこの包み方を続けるのかと思ったら、ぞっとして。

デパートのお客様窓口に、メールした。
注意深く言葉を選んで、
販売員に責任を取らせる方向にしないように。
注意だけ伝えてもらえるように。

あのね。

わたしも以前、おもちゃやに勤めていて、デパートのショップに入ったときに経験したのだが、
客のクレームって、例えこっちに落ち度がなくても、売り場の誰かが責任を負わないと決着がつかないらしく、末端の販売員に矢印を向ける傾向があるようなので。

わたしは、店に来た客に にっこりと笑いかけたら、
「バカにされた」と大騒ぎされて。 おかまサンに。

その場で土下座までさせられたのだけれど、
わかるかなあ、
女が作法にのっとって、膝をついて三つ指ついて頭をさげても、
それは(自分で言うのもなんだが)奥ゆかしい動作でしかない。
言われたとおりのことをしたのだから、それ以上の文句は言えず、
お客様は余計に頭に血が上ってしまって、
もういいわよっと去ったあと、消費者センターにクレームを入れられたのだった。
そのあとが大騒ぎ。
フロアのの責任者に、あなたの声は高くて華やかだからお客様にはご不快でイケナイとか、お叱りをうけ、他所の店への配置換えをさせられました。

 

話を戻して、

次の日、夜遅く家に戻ると、売り場責任者から留守電とメールのお詫びが、当然、入っていたわけだけれど。
それがあんまりにも、失礼なので、
本格的にぶちきれました。
わたしが遠慮がちな態度だったから、完全にナメているわけ?
クレームの内容くらい、ちゃんと読めよ!

ここまで、レベルが低いか、タカシマヤ。

ええ、今度の対象は管理職なわけだし。
電話口では、わたし○○が電話したんですからねと、得意げにおっしゃってらしたし。
おお、責任を感じていただきますか。
ぶちきれた旨を、丁寧な山の手言葉でメールしました。
臨場感のある感情的な文章が書けるって、便利ね。
それでもメールを送った後に、あ、しまった、ご自分自身 じゃなくて ご自身 じゃん?と文章の添削をしているわたし……。

そのつぎ?
その上の責任者から、同じような電話とメール。
こいつら、日本語が通じないのか?
マニュアル以外の行動はしちゃいけないことになってるの?
背筋が寒くなってくる。

これが、日本人のレベルなのか?

そのあと、気付いた。
客に失礼なレベルの低いスタンスを選ぶのも、その企業の権利だし、
わたしにはそれに口出しする権利はないな、と。
世の中の誰もが、真摯に生きていると、
他人に親切であろうとしていると思い込むのは、おまえのゴーマンだと
父の声が聞えそうだった。

ただね、
最初のクレームメールをどうしようかと迷ったとき、
ここで静かな傍観者であることを選んだら
わたしのこの先の劇作活動は、どこか嘘になるかもしれないと思ったのね。

ちょっと大げさ。

でも、コアなこと。 

わたしは劇作で、世の中を変えようとか啓蒙しようとかは、全然考えていないけれど、
それでも
人間としての何かを伝えようとしたいのだから。

 

そう思い至ったら、ちょっと悲鳴をあげてしまった。
劇作!!!
わたしは、なんて道を選んでしまったんだぁぁぁぁ!!!
でも、ハラを括ろう。 自分に対してスジを通そう。

おかげで、それはそれはそれは、不愉快な一週間を過ごしました……。

もぉっ、劇作なんて、クソクラエだぁ。