あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

よかったのか、悪かったのか

今日は13時ごろから21時ごろまで、座ったまま、友人たちとなんやかやとしゃべりながら、ずっと何かを食べてる生活、をしてしまいました。
「何か」の中には、ケーキだの揚げまんじゅうだのも含まれます。

…………あとで体重計に乗るのが怖い。 だが現実とは向き合わねばならんだろうな。

 

まあ、そのいろんな話の中で、
友人のひとりが最近「A(ご存知のネットワークビジネス)」に嵌まっているのですが、
商品案内がそろそろちょっとウザくなってきたので、かの女の言い分も聞きながら、頭から水をぶっかけるようなコトを言ってしまいました。
わたしの場合、言いたいことを黙っていることで、感情が不自然になってしまうほうが嫌なので。
正直に思っていることをそのままに。
かの女は納得いかない顔をしながらも、黙って聞いてくれました。

わたしには絶対に大切な友人のひとりだったし、
今さらなんで「A」よ、と思いながらも、かの女がやりたいというのなら、最初の1回だけはご祝儀だとまとまったお買い物をしたのが、逆に変な期待を抱かせたようです。
でもさすがにわたしは、この世のすべての商品の中で「A」が最高!だとは思えない。

お互いに納得して、感情も(たぶん)大きく害することなく、
まあ、今夜かの女は落ち込むのか、悔しいと思ってバネにするのかは、今後の楽しみということで。
(こんなこと言うから、「悪魔!」とnenに言われるんだわ)

 

もうひとつ、
かの女と話し合いながらわたしがちょっと意識したのは、
他の友人3人についてでした。
3人はひと言も口を挟まず、やりとりを黙って聞いていました。
かの女たちは最初から、「ごめんね、チョット……」とか言って、買い物もしなかったと思うのだけれど。 (だから嵌まっている友人も、深追いしてません。 その辺、ちゃんとした人なの)
この3人(ひとからげに語るのにはチョット抵抗あるな)はきっと、友人にはNOと強く言えない、そして強く言えない自分を知っているんだろうなという気がしました。
そして気になったのが、
その前の会話で出てきたことで、「悪いのは何でも自分だと思ってしまう傾向がある」ということでした。

まあ、ご存知の方はご存知のように
わたしは誰に対しても、違うと思ったら違うというし(後ろでフォローに回ってくれてる方、ありがとう)
何かがあったら「なんでわたしがコンナ思いをしなければいけないの?」と考える。 少なくとも、わたしも悪かったけれど、そっちも十分に悪い、と考える。

というわけで、本日のお勉強。
日本人の(もしかしたら)多くは、
自分ではなかなかNOと言えず、悪いのは何でも自分だと思ってしまう傾向がある、
のかも知れない、ということでした。
だからわたしはそれを意識したうえで、自分の行動を考えなければいけない。

(だがそれは決して、大切な友人に、頭から冷水をかけるようなことを言ってはイケナイということでは……ない)