本を読むのは一時中断。 結局、この休みに予定してた大掃除はできませんでした。
睡眠時間がたっぷりしすぎているんだよね。 友人たちはわたしをジッと見て、顔色がよくなったと言った。 だからよしとしよう。
今日は、借りてるビデオやDVDだけでも消化しようと決心。
(借りてる本に関しては……もう少し、ご勘弁くださいませ。ごめん)
昨日から今日にかけて観たのは
野田秀樹の「透明人間の蒸気」 さんきゅ・nishiさん
渡辺えり子の「ゲゲゲのげ」 さんきゅ・nenさん
「ベルリン・天使の歌」 さんきゅ・雷
3本とも、ごく普通のストーリィ仕立てではなく、
美しいイメージや言葉をコラージュして、気付けばひとつのストーリィの流れに巻き込まれているといった作風だった。
偶然? いえ、必然。
「透明人間……」は相変わらずの言葉遊びと、役者さんたちのチャーミングな仕草や表情にうっとりする。 りえちゃんの足の目の魅力的なこと! 安部サダヲさんの男前なこと! 六平さんの声! そして野田さんにかかると、日の丸も天ちゃんも、お遊びのひとつに過ぎないのがスゴイ。
えり子さんは、相変わらず何に引きずられるのか、コレッて分析できない。 強いて言えば、おもちゃ箱の底に流れるノスタルジックな空気、か。 違うな。 人の残酷さと温かさか。 わからない。
で。
そのあとに映画を見たら、……なんて贅沢なんだろうとため息が出た。 モブ(群集)が映っただけで、手数とギャラを思って、あーっと、声が漏れる。 カメラが動くだけで、映像の持つ緊張感の向こうにある無駄に捨てられたはずのフィルムの山の亡霊を感じ。 役者が動くと……。 あのメイクは、あのセットは……。 あのドキュメント・フィルムは!
どうしよう。
わたし。 映画がマットウに観れなくなったのか?
お金の使い方に、ヨダレがでる。 アメリカ資本を侮るなかれ!か……?
ライヴハウスに映っていたヴォーカルに一目(聴?)惚れ。 エンディング・ロールで名まえをチェック。