あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

芝居 ノ 書き方 /名まえのつけ方

(前項のつづき)

ウィキペディアを読んで、おもしろいなと惹かれたのは、イザナギイザナミの名の由来だった。
通常はイザナ・ギで、ギは男をあらわすそうだ。
異説としてイザ・ナギ(凪)、イザ・ナミ(波)もあるという。

男が凪で、女が波。 この対比。 ことなかれ主義の男と、嘘が許せない台風女? 夫婦のこの対立。

ヒルコは不完全な四肢だから水に流されるのだけれど、
不完全なからだ=部分が足りない=女 と読むこともできるなと思った。
なんて考えていたら、天さま家の男子お誕生のニュース。
(行き場のないハラダタシサがあるが、それはまた別の話)
ちょっとタイムリーすぎて、これはこれで書き辛い。 却下。

ヒルコは蛭子、恵比寿に通じて、のちに豊漁・商売繁盛の神になるらしい。

登場人物
イザナギ → 凪(ナギ)
イザナミ → 波見子(ナミコ)
ヒルコ → 水泡(ミナワ)
カグツチ → 芳茅(カグチ)

音に漢字を当て込むのに、昔は漢和辞典と首っ引きだったのが、今回はPCの変換機能でちゃっちゃと。 べ、便利だ。

タイトルは「春酔いの島」。
クニ造りを書くのは恐れ多いので、ひとつの島の出来事にしようと。
一方、日本の原点は花見の宴か? と思ったら「春酔い」という言葉が出てきた。

んと、「春の島」でもいいんだけれど。