あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

本の貸し借り

「早く早く、帰んなきゃ」などとつぶやきながら仕事を片付けていく。携帯メールに友人から、宅急便を20-21時指定で送ったとあった。「あ、買い物……だめだめ明日」

ダ・ヴィンチ・コード」に「シャドー・ダイバー」、おもしろい本を立て続けに貸したら、じゃ今度はわたしが何かハードカバーを買うワと言ってくれてた本が届くのだ。「ヒストリアン?・?」わあっ、本屋の平積みで見かけて、買おうかと迷った本だ。このトキメキ。友人から本を借りるというのは、ちょっと違う、どきどきするヨロコビがある。

「買った本」と「借りる本」、どちらがわくわくするかというと、絶対に後者だ。友人との感情の共有があるから。あとからちょっとした感想を言い合える、ってコト。言わなくても、内心、どーよ?とかナントカ思えるコトが、とてもうれしいのだよ。思えばTVゲームに夢中になるのも、然り。わたしが躊躇なく、本を買うのも然り。たとえばわたしが買う本やコミックの大半は、自分と友人と(友人のおかあさまと?)父が読む。段ボール箱で本が3軒の家を巡る。時には、上記のような別の友人が持っていく。家に遊びに来ておいて、読みふけってそのまま帰る友人もいる。「ダ・ヴィンチ・コード」にいたっては、友人とその家族の間を巡り巡って、いまだ父まで届かない。

ご趣味は読書です。普通、これは趣味のない人の模範解答とされる。わたしは違うの。ホントに趣味は、うんと子供のときから、読書なんだよ。