カテゴリを悩んで、結局「映像」ということでひとくくりに。
そういえば、友人2人にそれぞれ、あげんン家で上映会をしたいと言われてて(夕べ書いたように、テレビがでかい。画像も美麗)、最近映画(レンタル・TV放映も含めて)を全然みていないと気づいた。……見たいの、いっぱいあるはずなのに……。
で、さっきだらだらとTVをつけたら、越路吹雪の特集を組んでいて、ずうっと滂沱の涙を流しながら見ていた。(ひとり暮らしだと、何の遠慮もない) 歌にも感動するし、ご本人にも感動するし、その時代への懐かしさもあるし、大昔のTV番組のスタッフの情熱にも感動するし……。
かの女の背中が好きです。演出めいて、かの女もよく、そういうポーズをキメる。意思的な肩甲骨と、その下を流れるマーメイドラインのドレス。こんな背中を見せられる日本人が、他にいるかな?
代表曲である「愛の讃歌」ね、違う年齢で歌われたのが2回(番組の途中と最後)流れたのね。1回めの方、うひゃあっ、この歌、こんなにエッチだったんだ……。「燃える 指に 髪を からませながら いとしみながら」って……、つまり、あのう……? きゃっ。 今になって、こんな風に聴いてしまうわたしって……。(オバサンになったんだわ) 今まで「抱く」という言葉を単なる「抱擁」だと思ってたのに。……で、2回目の方は亡くなる2年前の収録で。あ……、聴きなれた「愛の讃歌」だ……。ひとりの人を愛する祈り。熱くて真摯な女心。(内心、ホッ) ああ、でも、どっちもイイ。
同じ曲を同じ方が歌っているのに、聞え方が全然違う。すごいことです。
あとね、生活感のない夢の世界に引きずられるような、この迫力。何なんだろうね。
はああああああっ。 ため息っ 。