だからね、わたし、シロオト考えですよ。シロオトの目でひとりで試合みてたんだし。素朴な疑問です。要は試合後の諸々の解説にムカついてきて、さっきTVを消したんですけど。
負けちゃったでしょ、試合。日本の選手たち、がんばってたよね。実力も熱意も出し切ってたよね。一番悔しいのは、かれらだ。TVにむかって、何度もお疲れさんって声を出しちゃったけど、全員、どんな言葉も届かない顔をしているなと思った。
でもね、
解説者たちはプロっぽい言葉を並べて、試合の内容はよかった云々と言うけれどね。
ゴールに向かって、もっともっとボール蹴ったらどうなのよ。
ゴールにボールを蹴りいれてナンボのゲームをしてんじゃないのか、サッカー。オーストラリア、数打ちゃナントカじゃないけれど、がしがし蹴りこんでたじゃない。結局その差が、最後の最後に出たぁって感じがするんですね。
もうひとつ気に入らないコメントが、「早く次に気持ちを切り替えて」。
カッコいいお答えだねえ。でもさ、今日の反省もしてね。今日の分析もしてね。何をどうすべきだったかを悔しがってね。そうしてはじめて、次の明日が形になるんだよお。いまどきの、口先ばかりで身の程知らずでロクな結果も出せない若い世代。(を、今朝もひとり怒鳴りつけたばかりだが)それがなくても次のステップにのぼれるほど、世の中は甘いのかい?
ちゃんと現実(の自分)と直面できるようにならないとだねえ。
わたしの周辺の日常でさえ、このメッセージが、なぜか若いコたちに伝わらないのだ。言葉を尽くそうが。それと同じものを、この国民のお祭りにも感じて、わたしは今、とても寒く感じている。