あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

SGの周辺

シークレット・ガーデンのお仕事、終わり。

 

SNS用以外にも、宣材の手伝いを2枚、描かせていただきました。

最後の原稿は重なる修正と、次の仕事(!)が重なって、食えず、眠れず、チト大変なことになりましたとさ。まぁこーいうのも、経験。

 

今までアップできなかったお写真など。

 

↓↓ お稽古場での、わたしの席

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期間中、(というかここズット)PC作業以外は食卓で描くので、こんな感じ。

手前がネーム。

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記念に売店で、シークレット・ガーデン・シュシュ、買った。

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初日の終演後。こういうのをいい風景だなぁと思うのは、わたしだけかしらん。

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そして、ある日のお稽古終了後。

初夏が始まる気配の夜風と、見上げたビルの明かりが、とてもステキでした。が、このお写真、SNSに上げたら稽古場が特定されちゃう?と自粛しました。

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次のお仕事については、近日、書けるかな。また違うタイプの舞台で、新しいことばかり。わくわく。このお仕事、なかなか慣れないな。

 

羽永さんのライブ

えーと。6/15の写真です。

 

誘われて、元四季の青山さんと羽永さんのライブに行ってきました。@六本木

 

元四季の方々が客席に多数いらしてたのよ。

マッシュと一緒だったからね、駒塚由衣さんと少しおはなしさせていただきました。『ノートルダム』をすごく褒めてらした。 

 

始まる前にカシャリ。

4人(撮ってる人も数える)がそれぞれワンプレート頼んで、シェアする。4種のチーズのピザとシーザーサラダとソーセージの盛り合わせとフライドポテト。

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みほさんがくれたお写真。↓↓

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歌ったのはジャズとかスタンダードだけど、間奏のとき羽永さんが『コーラスライン』の振付をなぞって踊ってくれて、わたしは感無量。二度と見られないと思ってても、おもいがけない形で出会えるんだなぁ。

 

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席が隣だったので、マッシュといろいろ話す。

マッシュは行ったライブとかで、なんじゃこりゃ?と感じても、なんじゃこりゃ?を反面教師として楽しむんだって。そっかあ。

舞台の出来による不機嫌を顔に出さないと約束したばかりのわたしとしては、ちょっと勉強になるご発言でした。

 

んで、7月に横浜の舞台を観に行く約束をする。

  

 

ところでお店にかかっていたこの絵。亜土ちゃん筆だよね。こんなすてきな絵も描くのか!と、カシャリ☆

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ホームカミングデー

6/10

多摩美のホームカミングデーでした。八王子校舎、遠いな。よく通ったな自分、と今さら呆れる。

 

版画についての講演会があり、

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校友会の総会があり、

 

↓↓ さいごに懇親会。

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真ん中のおばあちゃま風のおじいちゃま(青い帽子の方)は、昭和21年に16歳で入学されたという大先輩!

多摩美の歌をいろいろ教えていただく。

 

♪ 新橋~芸者と~ 多摩美の~生徒は~

  イ~ロと~チョウシで~ 苦労~する~

  ちゃかほいちゃかほい

 

帰りのバス停まで、みんなで歌いながら歩きましたとさ。

おつけもの

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梅を水に放った、この瞬間。いつもどきどきする。美しいよね~

 

今年は梅干しと、

梅シロップ。父が友人と話してて知り、作って!というw

おとーさん、昔つくったとき、口に合わなかったような記憶があるけど? ま、いっか。水分をきちんと処理しなかったので梅が変色してしまった。。。

もうちょっと、待っててね。

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↓↓ 日本風のおつけものに見えるけど、違いますよ。

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柴漬けでなくて、紫キャベツと紫タマネギのピクルスです。

ズッキーニは、カレー味のピクルスです。

 

すっぱいもの食べると、なんとなーく、からだの調子がいいような気がして。

最近の常備菜

  

皮膚の上、数センチで表現する

特にミュージカルで。

すんごく上手い!けど、すんごくつまんない!と、わたしが感じる役者さんが数多くいらっしゃる。人気投票では上位を占めているから、世間の評価は別。(ミュージカルファンは、アスリートを愛でる傾向があるのかもしれない)

 

「役と物語に沿って役者本人の気持ちが、細かくリアルに動き、相手役と見物に投げかけているか?」 そのへんに分かれ目があるのかなーと考えていたが、もうひとつすっきりとしなかった。

 

最近、こんな記事をみかけて、

サッカーはよくわからないけど、「集団的」と「組織的」の違いという考え方が、日本の演劇団体や役者の系統の違いに通じるなあと感じて。

ということは、

この差って、劇団や演出家のタイプというより、ゲームのコマ(役者)の意識が自立してるか依存してるかってことかな、とかね。

 

 

 

夕べは大駱駝艦の舞踏を観に行った。

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そして、そこでふたつのキーワードと出会ったのよ。

 

 
「あれ、あげんさん?」 開場待ちしてたら、古い友人ぶみさんと会った。「おれさ去年、(大駱駝艦の)合宿に参加したんだよ」(←ぶみさんは役者です)

へえ。

こんなことを習った!と、いろいろ話してもらった中で印象深かったのが、
《からだの数センチ上にもう一枚皮膚を感じ、そこでの表現をお客にみてもらう(自分のからだそのもの、ではない)》

 

それから。田村一行さん作・演の『みだらな蛙』というめちゃくちゃステキな作品を拝見して。

振付なんだから、みなさん、言われた通りの動きをしてるわけだけど。ひとつひとつの動きを分解して自分なりの解釈を付与してるのかな。あー演者のひとりひとりがモノスゴク愛しい存在だなぁ、と感じて。

さて問題はこの、異様な集中力と、その持続の謎だ。と思い、「肉体の少し上で表現する」という意識について、ちょっとわかったような気分になったのでした。

確かに。観たいものは「あなたの上澄みとしての表現」であって、あなた自身の技術や要領のよさではない? で、そうして浮き上がってくるものは、極上の幻惑だ。

 

 

帰り道。

ぶみさんは大駱駝艦村松さんと話しこんでるので、わたしはぶみさんの若いご友人(役者さん)とおはなしする。ご自分は3年前の合宿に参加したとか。

感銘を受けた麿さんの言葉があったんだって。

《自分のからだは、遠い遠い祖先からの肉体を引き継いだ末端である。それを意識すれば大舞台にひとりで立とうと怖くないし、その責任を思えば自己の主張などどうでもよくなる》

なるほど。なるほど!

 

 

 

  

 

 

まあね。ということがわかったところで、
ミュージカル観ながら、つまんない芝居してんな~と不機嫌になることには変わりないけどね。(今後、顔には出さないよう努力します)

 

 

※ 文中の引用、聞き書きなので違ってたらごめんなさい!